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KAO INFORMATION

「花粉に関する生活者実態とその対策の検証」

〜花粉時期を上手に乗り切るために〜

2006年1月
花王株式会社 生活者研究センター
小島 みゆき

 わが国では、1960年代に初めてスギ花粉症の報告がされて以来、花粉症は年々増加傾向にあります。
 花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で起こる、アレルギー性の病気です。アレルギー性の病気は年齢とともにアトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症へと、形を変えて進行していく傾向があり、アレルギー反応が自然に治ることはほとんどないといわれています。しかし、生活の工夫によっては症状を軽減することができます。
 花王では、生活者の行っている花粉対策やそのときのきもち、その効果について詳細に調査を行いました。また、つらい花粉の時期でも、普段の生活の中で、工夫をしながら上手に乗り切っているベテラン花粉症の方にうかがった話なども参考にしながら、「生活の中で無理なくできる効果的な花粉対策」について考えました。

より詳しい内容は、PDFレポートをご覧下さい。(1.54MB)

<調査結果の概要>

◆ 

家事をしている時にも感じる花粉症のツラさ

 

 一日の生活の中で花粉症がツラいと感じるのは、「起床時」63%が最も多く、「洗濯物干し・取り込み時」は49%で、「外出・通勤時」40%よりも多いことがわかりました。その他、「部屋の掃除中」33%、「ふとん干し・取り込み時」23%など家事をしている時をあげる人も多いことがわかりました。
 花粉対策は、「マスクや帽子の着用」「室内に花粉を入れない工夫」など生活の中での対策は7割で、薬の服用は5割にとどまりました。

◆ 

家族のだれが花粉症か?によって異なる対策の実施率

 

 家族全員が花粉症の場合、花粉対策の実施率は高く、多少の手間も惜しまず、生活面での工夫が見られました。一方、夫婦のいずれかが花粉症ではない場合、実施率は低く、その理由は、自分のためだけに家族が普段の生活を変えてまで花粉対策をすることに(してもらうことに)遠慮があるためのようです。

◆ 

花粉症歴の長いベテランは、意識も高くツボをおさえた対策を実施

 

 花粉症歴の長いベテランは、室内の花粉対策についての意識が高く、体調の悪い日も「窓際だけ拭き掃除」、飛散量が多ければ「外干しは避ける」など、メリハリをつけて、ツラい時期を乗り切っていることがわかりました。

◆ 

花粉の室内侵入経路 6割が換気、4割が人による持ち込み

 

 花粉の室内侵入経路は窓や換気口からの侵入が6割で、洗濯物や布団などの付着による持ち込みは4割でした。換気により侵入したものの大部分は、床面に存在していました。

◆ 

ちょっとした工夫で、室内の花粉量を半減

 

窓を細目(10cm)に開け、カーテンを閉めることで侵入量をかなり軽減できることがわかりました。

外干しした洗濯物や布団を手で払ったところ、タオルは46%、Tシャツは65%、布団は57%の花粉を落とすことでできました。

外から帰ったとき、衣類を脱ぐだけでも40%、手で払えば70%、ブラシを使えば80%の花粉を落とすことができました。

フローリングの掃除をする時は、床の拭き掃除をしてから掃除機をかけることで花粉の舞い上がりをおさえ、効率よく花粉を取り除くことができます。花粉の侵入する場所を考え、掃除の手順を組み立てましょう。

お問い合わせ・ご意見は 花王株式会社 生活者研究センター


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