赤ちゃんとママ・パパのための情報
上半身は衣服を着せたまま、腰から下だけを洗うのが座浴です。かぜで入浴できないときや下痢でおしりが汚れたときは、座浴をさせるとさっぱりしますし、おむつかぶれの予防にもなります。
まず、浴室にぬるま湯を入れた洗面器と手桶を用意します。おしりの汚れを軽く拭き取ってから、衣服をたくし上げ、おしりを洗面器に入れて手早く洗います。
手桶の湯をかけて流し、タオルでおしりを包んで室内へ。
なお、衛生面からも、座浴に使う洗面器はおしり専用の物を用意して使用しましょう。
衣服が濡れそうで心配なときは、短肌着だけにして洗うと服をぬらすことは少ないと思います。たっちができる赤ちゃんなら、浴槽のフチにつかまらせて立たせ、シャワーでおしりだけ洗ってもよいでしょう。
ただ、首や腰がすわる前の赤ちゃんでは、慣れないと難しいかもしれませんね。ちょっと自信がない、というお母さんには、次のような方法がおすすめです。
この方法だと、簡単におしりをきれいにすることができるので、ぜひ試してみてください。
医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。
おしりが汚れたときや下痢のときは「座浴をさせる」と聞きますが、どのようにやったらよいのでしょう。浴室の洗面器にお湯を張って洗うと言っても、その洗面器をまた入浴のときに使うとなると何か不潔な感じがします。それに、衣服を着せたままおしりだけ洗うのも、すごく難しいように思うのですが。
(パンダ 7カ月)