生理のとき血が出ると教わったけど、
それっておしっこみたいにガマンしたり
自分で止めたりできるの?
生理はホルモンのはたらきによっておこるもの。
経血は、おしっこのように自分の意志でガマンしたり、調節したりできるものではありません。
予定とはちがう日に、急に生理になることもあります。
また、生理の前や生理中にはおなかがいたくなったり、気持ちがつらくなる人もいます。
トイレにいったら、下着に赤いものがついてた。
あ、始まっちゃった?
とつぜんだからあせる!
どうしよう?
だれに相談するといいかな?
ひとまず深呼吸。落ち着こう。
はじめからたくさん出ることはあまりないので、
安心して。
最近は、トイレにナプキンが置いてある学校もあるようですが、なければ、一時的にトイレットペーパーを折りたたんで下着にあてておくといいね。
そのあと担任の先生や保健室の先生、友だちに相談してみよう。
保健室にはナプキンが準備されていると思いますよ。
1度の生理のうちでも多い日少ない日がある。
取りかえようとトイレに行ったら、
まだ経血が少しだけのことも。
かえた方がいいのかな、って迷ってしまいます。
トイレに行くたび、とおぼえよう。
だいたい1日5~6回、トイレに行くたびに取りかえるのが基本です。量が多い日は、それにプラスしてもう少しこまめに。
後半、経血量が少なくなっても、長い時間同じナプキンをつけっぱなしにしないこと。
生理中のナプキンの中は、雑菌のすみかになりやすいんです。
清潔を保つためにも、取りかえるようにしましょう。
ある友だちは「1日1枚なんじゃないの?」
って言ってた。
え? ほんと?
もう少し多いと思うんだけど…
1枚のナプキンが吸収できる量には、げんかいがあるよ。
ナプキンをとりかえるのはトイレに行くたびが基本で、
日中だとだいたい3枚~4枚、
1日でいうと、5枚~6枚。
さらに夜は長い時間取りかえられないから、夜用のナプキンを使うと安心。
1日にすると少なくとも5枚、多い人で10枚以上必要な人もいます。
林間学校や修学旅行。泊まりがけの時に
生理が来そうなんだよな。
はじめてのことだし、どうしよう?
なにごとも、準備がだいじ。
せっかくの楽しい行事を、
生理のことで頭いっぱいにしたくないよね。
行った先で生理になってもいいように、
しっかり準備しておこう。
ナプキン、夜用ナプキン、生理用ショーツ。
何がどれぐらいいるか、おうちの人といっしょにチェック。
お風呂の入り方などは、学校の先生に相談すれば対処のしかたを一緒に考えてくれますよ。
また、生理がつらい場合は婦人科の先生に早めに相談をしておくといいでしょう。
生理が来ると、おなかがいたかったり、体がだるかったり、どうも体調がよくなくて。
でも学校を休むと、人から何か言われそうだし、
ガマンするしかないのかな。
体調が悪くなるのはだれにでもあること。
生理は、病気とはちがうものですが、
いたみやだるさなど体調の変化をともなうもの。
しかも、人によってさまざま。
自分だけサボってるかも、なんて不安にならないで。
何より大事なのは、ムリをしないこと。ガマンしないこと。
薬でいたみをやわらげたりふせいだりする方法もあるので、気がねせずに保健の先生やおうちの人に相談してみましょう。
宿泊学習のお風呂でショック!
もう毛が生えてる子がいた。
私の胸は、まだふくらんでる感じがしない。
ぼくって、私って、成長がおそいのかな…
成長のスピードは、人それぞれ。
たとえば植物のタネを何個か同時に植えても、
みんな同じペースでのびていくわけじゃないよね。
人のからだの変化のスピードも、
ひとりひとりちがって当たり前。
男の子も女の子も、「おそすぎる?」 「早すぎる?」
なんて自分ひとりで悩まないで。
スピードは人それぞれでも、成長の変化は必ずみんなにおとずれます。
気になることがあったら、おとなの人をたよってみよう。
胸が人より大きくて目立つのもいやだし、
胸が人より小さいのもはずかしい。
着がえの時も、友だちにあまり見られたくないなあ。
自分だけの大切なもの。って思ってみたらどうだろう。
人と見た目がちがうと、みんなの年れいだと気になるよね。
はずかしいという気持ちもよくわかります。
でも、ひとりひとり顔がちがうように、
成長のしかたもさまざま。
小さい胸も大きい胸も、大切な個性。
ふたつとないすばらしいものなんですよね。
ジュニア用のブラジャーにもひとりひとりに合ったものがあるので、ぜひおうちの人といっしょにお店で相談してみよう。
堂々と「胸をはって」すごしたいですね。
友だちのハナちゃんにも来た。
ミサキちゃんにも来たみたい。
だんだん不安になってきた。
え?私だけまだ? どうしよう…
生理って、個人差が大きいもの。
人と比べて不安になる気持ちは、きっとみんな同じ。
まだの子もそうだし、人より早くきちゃった子も
なやんでるかもしれないね。
だいたい10~15歳が初経のタイミングだけど、
もっと早い子も、もっとおそい子もいます。
もし、15歳になってもまだ来ない場合は、
一度おうちの人や保健の先生、婦人科の先生に相談してみましょう。
それまでは、ゆったりした気持ちで待っていようね。
ある朝ぼくのパンツに
白いネバッとしたものがついててびっくり!
おちんちんから出たもの?
でも、おもらしではなさそう。
病気でなければいいんだけど…
だいじょうぶ、病気じゃないよ。
女の子に生理のはじまり=初経があるように、
男の子にもはじめての射精=精通があります。
パンツについた白いものは、精液。
病気ではなく、大人のからだに成長していってる
サインだよ。
パンツは、せんたく機に入れる前に自分で手あらいすると、きれいに落とせるよ。
おうちの人に相談してみるのもいいね。
クラスで、おしりの所に生理の血みたいなものが
ついている子がいた。
教えてあげた方がいいかな?
いきなり声かけられたらイヤかな?
人によっては、ちょっと気になる子もいるかもしれないね。
その子にとっては、
もちろん早く教えてもらった方が助かるはず。
でも確かに、人から生理のことを言われるのを
気にする子もいると思う。
そこに気づいたあなたはえらい。
直接ではなく、先生に相談する。
あるいは、その子となかよしの友だちにそっと伝えるのもいいかもしれませんね。
ぼくのからだには生理はこないのに、
どうしてだろう?
女の子だけじゃだめなの?
生理は、からだといのちに関わること。だれにとっても「知る」ことはだいじ。
生理がどうして起こるか思い出してみよう。
生理は、人のからだにとって、
命をはぐくむことにもつながる、
とても大切なしくみのひとつ。
たとえ自分のからだに起きなくても
「知る」ことじたい、大きな意味のあることなんです。
それに、生理のある人の気持ちやつらさを少しでも
知っていたら、
相手のことを思いやれるようになるでしょう。
おたがいを知ることで、おたがいを思いやれる。
それはとてもすばらしいことだよね。
体育の授業を休んでいる女の子を
冷やかしている子がいた。
よくないと思うんだけど…
自分の身におきかえてみよう。
自分のからだのことを、だれかに言われたら…
きっと、いやだなって思うよね。
あるいは自分は全然いやじゃないよ、っていう人も
いるかもしれない。
でも、からだのことやプライベートなことは、あまり口にされたくないと感じる人はやはり多いんです。
自分は平気でも、「相手はどう感じるかな」ということを、少しずつ考えられるようになるといいね。