ドクターからのメッセージ

みなさんの心とからだは大きく成長(せいちょう)し、変化(へんか)する時期(じき)をむかえます。
心配(しんぱい)ごとは一人でなやまず、おとなに相談(そうだん)してください。

  • 対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 院長
    石山 尚子(いしやま なおこ) 先生

小学校高学年(しょうがっこうこうがくねん)から中学生(ちゅうがくせい)にかけてのみなさんは、
心とからだが大きく変化する時期をむかえています。

学校生活でも、家族との関係(かんけい)でも、
いままでとはちがった感じ方をするようになってきているかもしれません。

これまで外見(がいけん)はあまり変わらなかった男の子と女の子ですが、
これからは外見が少しずつ変わっていきます。

生理が始まる時期は人によってばらばら。心配しすぎないで

女の子にとって一番大きな変化は、生理が始まることだと思います。
小学校高学年以降(いこう)は、だれでも生理が始まるかのうせいがあります。学校や外出先で、突然(とつぜん)、初めての生理が起こることだって十分にあるのです。

ですから、いつ、その時が来てもあわてることのないように、外出時(がいしゅつじ)はカバンに1個ナプキンを入れてじゅんびしておくといいですよ!
かわいいポーチに入れたり、ハンカチに包んでおくと、目立ちにくいです。

  • お気に入りのポーチに入れて持ち歩こう


生理がきたらお家の人に報告(ほうこく)し、ナプキンやショーツなど必要(ひつよう)なものをじゅんびしてもらいましょう。

生理はとても喜(よろこ)ばしいことなので、恥(は)ずかしがらずに伝えてくださいね。

10さいより前に生理が始まる友だちもいれば、15さいくらいまでこない友だちもいます。こんなふうに、人によってばらばらなので、「周(まわ)りの友だちは生理が始まっているのにわたしはこない…」などと心配しすぎないでくださいね。

「いたい」「順調に来ない」などの心配は、おとなに相談を

生理が始まると、からだはおとなの女性になるためのじゅんびを少しずつ始めることになります。
そして生理は、このあと平均(へいきん)で40年ほどの間、毎月、やってきます。

生理にともなうしょうじょうは人によりさまざまです。

いつもとそんなに変わらない、という人もたくさんいる一方で、生理痛(せいりつう)が重くて起き上がるのがつらい、学校に行けないなど、日常(にちじょう)生活にししょうが出る人もいます。

生理のことは周りに相談しにくいと思うかもしれませんが、こまっていること、不安なことは周りのおとなに相談してみてください。

場合によっては、産婦人科(さんふじんか)にかかることもみなさんの大きな助けになります。わからなかったこともきちんと説明してもらえますし、専門家(せんもんか)はたくさん知識(ちしき)を持っています。出してもらう薬(くすり)で、つらいしょうじょうがぐっとよくなることもあります。

また、毎月の生理の始まる日が何週間(なんしゅうかん)も大きくずれるようなことがあった場合も、一人でなやまず、おとなに相談してくださいね。

自分がなやんでいることは多くの人がなやんでいるかのうせいが高いもの。遠慮(えんりょ)なく、まわりにたよってください。


からだが成長するように、目には見えないけれど、心も成長しています。
この時期は男女で見た目にちがいが出てきますが、性別(せいべつ)に関わらず相手の気持ちを大切に考えられるように、しっかりと心も育てていきましょう。

Page Top