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ロリエ

婦人科へ行こう!(1)準備編

婦人科基礎知識
Q&A

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用語解説 参考文献

監修/

河野産婦人科クリニック院長
河野美代子先生
プロフィール

 
01
婦人科基礎知識 Q&A

女性なら検診などでなにかとお世話になる機会も多い婦人科。
しかし「なんとなく行きづらい」「内診がちょっと・・・」と、抵抗を感じやすいのも事実です。
そこで、婦人科に関するよくあるQ&Aをまとめてみました。

Q1. 「産婦人科」と「婦人科」の違いって?

 産婦人科は、産科と婦人科の両方を兼ねた病院です。産科では、妊娠して出産する人のための検査や治療を行います。婦人科では、それ以外の女性特有の病気を診ます。
 婦人科は、月経やおりものの悩み、子宮、卵巣、乳房の病気、性感染症、PMS、更年期障害、避妊、不妊の相談など、女性の幅広いトラブルに対応してくれます。また、からだに異常がなくても、ピルの処方や月経日をずらす相談にものってくれます。
 妊娠以外の受診理由で、まわりが妊婦さんばかりで気になるという人は、婦人科のみの病院を選ぶといいでしょう。

Q2. 何歳ごろから行くべき?

 どこかおかしいと感じたら、何歳であっても行くべきです。とくに病気の症状がなくても、悩む前に気軽に行ってみましょう。そして、20歳になったら、年に1回定期検診を受けることをおすすめします。子宮がんなど、定期検診さえ受けていれば確実に発見できる病気もあるので、がん検診もあわせて受けておくとさらに安心です。

Q3. どんな症状があったら行くべき?

 月経不順、ひどい月経痛やPMS、下腹部の痛み、外陰部のかゆみなど、日常生活に苦痛を感じる症状があるなら早めに行くべきです。他にも、いつもと違う症状に気づいたら、悩む前に受診すること。また、次のような症状がある人は、病気のサインかもしれません。一度相談してみることをおすすめします。

<こんな症状ありませんか?>

・おりものの異常(色や状態が違う、悪臭がする、量が多すぎる、血が混じるなど)

・PMSがひどい(月経前の7~10日間、心身にあらわれる不快な症状で、頭痛、腹痛、便秘、肌あれ、むくみ、イライラ、食欲増など)

・月経の異常(月経痛がひどい、月経が半年以上こない、周期が短い・長い、期間が長い、経血量が増えたなど)

・外陰部の異常(できもの、かぶれ、はれ、かゆみなど)

・不正出血(月経時以外の出血、セックスの後の出血、閉経後の出血、便や尿に血が混じるなど)

・痛み(下腹部の痛み、排便や排尿のときの痛み、セックスのときの痛み、腰痛など)

・乳房の異常(痛み、へこみやひきつれがある、しこりがある、出産していないのに母乳が出るなど)
※乳房は、基本的には外科ですが、婦人科で診るところもあります。

・更年期障害がひどい

・その他(トイレが近くなった、下腹部がぽっこり出てきた、便秘、肌あれなど)

Q4. 電話予約時に相談できることは?

 一般的に電話で問い合わせができるのは、診療時間、すいている時間帯、検診の費用など、その病院全般のことになります。「こんな症状がありますが、行ったほうがいいですか?」と相談しても、受診せずに医学的な回答をしてもらうことはできません。
 また、女医さんにかかりたい場合は、電話予約時に指名が可能か相談したり、女医さんの診察日と時間を確認したりできます。

Q5. 費用はいくらぐらい? 保険は使えるの?

 病院や診察の内容によって、費用は異なります。基本的には、治療ではない妊婦検診や定期検診、がん検診の場合には保険は使えません。例えば、婦人科検診を全額自己負担で受けた場合、5,000~10,000円程度かかるようです。初めての病院なら、これに初診料がプラスされます。もちろん、異常があって受診した場合は、治療になるので保険が使えます。検査をして異常が見つかった場合も、治療の一環として適応されます。そのため、保険証は必ず持参しましょう。
 自治体によっては、20歳以上の人には無料や低料金でがん検診を行うところもあるので、問い合わせてみてください。

Q6. 内診は必ず受けなくてはいけないの?

 内診は、腟鏡(腟の壁を広げておくための器具)を入れて腟内を見たり、腟に指を入れて子宮の大きさやかたさ、位置などを触って調べます。婦人科の主要な診察方法なので、必要なら受けたほうがいいでしょう。ただ、どうしても抵抗がある人には強制的に行うものではありません。もちろん、月経日をずらす相談など、内診の必要がない場合や、症状によっては問診時に相談すれば、内診しない代わりに超音波検査をすることもあります。とはいえ、内診しないと発見できない病気も多いので、婦人科の先生の判断にまかせるべきでしょう。

Q7. 月経中に行ってもいいの?

 がん検診の場合は、結果が不正確になることもあるので、月経日は外したほうがいいでしょう。おりものの悩みがある人も、月経中だとおりものの検査ができません。それ以外で受診する場合は、とくに気にする必要はなく、ひどい月経痛の人は、むしろ月経中に受診したほうがいいでしょう。

Q8. 月経日をずらしたい場合、どれくらい前に行けばいいの?

 旅行や学校の行事、大事な仕事などで月経日をずらしたいときは、婦人科でホルモン剤を処方してもらえます。長期の旅行などで早めたいと思う人はできるだけ早く、遅らせたい場合は月経予定日の1週間前には行きましょう。前回の月経がはじまった日と月経周期を伝え、ずらす理由によって早めるか遅らせるかを相談し、薬の飲み方の説明を受けることになります。

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