赤ちゃんとママ・パパのための情報
以前は、ミルクと母乳では組成が大きく異なっていたので便の状態(色・臭い・軟らかさなど)などが異なりました。しかし、最近のミルクは母乳に近い組成に改良されてきたので、便の回数や状態もあまり差がなくなってきています。
しいて言えば、母乳のほうが消化しやすいことや、ミルクの赤ちゃんより飲む回数が多めなことから、若干、便の回数が多くなることもあるようです。授乳後すぐにうんちが出るというのも、消化が早いせいかもしれませんね。
ただ、母乳の赤ちゃんでも、早い時期から便の回数が減ることもあるので、いちがいには言えません。もしかすると、上のお子さんたちが母乳で育っていたとしても、うんちの回数や軟らかさが、3人目の赤ちゃんとは違っていたかもしれないのです。
いずれにせよ、よく飲んで機嫌がよければ、便の回数にとらわれず順調に発育していると思って安心してください。上のお子さんのときと比較して心配することはありません。
医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。
しっかりまとまって衛生的!後処理ラクラク!
※パンツタイプ
完全母乳ですが、授乳後すぐに毎回うんちが出ます。上の子2人は、ほぼミルクで育てましたが、この子だけ、うんちの回数が多いような気がします。ミルクの子の場合と母乳の子の場合では、うんちの回数や軟らかさも違うのでしょうか?
(かおっちー 4カ月)