ハブラシは、自分の口の中の状態やみがき方に合ったものを使うことをおすすめします。植毛部の大きさや毛のかたさ、毛先の形状などが、自分にとってみがきやすいものがよいでしょう。
しかし、いくらよいハブラシでも、毛先が開くと、歯垢が落としにくくなります。毛先が開き始めたら、取り替えの目安。新しいものに取り替えてください。
また、汚れたハブラシは、細菌の絶好の繁殖地。使用後は流水できれいに洗い、風通しのよい場所で乾燥させます。
ハミガキには、むし歯や歯周病の原因菌の働きを抑える殺菌剤や、歯肉のはれ・出血を予防する抗炎症剤、また歯質を強くするフッ素、歯垢や舌苔などを分散しやすくするエリスリトール、歯の黄ばみを落としやすくするリンゴ酸、歯に光沢を出すフィチン酸などが配合されています。
ですから、ハブラシによるブラッシングの効果を高める大切なものとお考えください。ブラッシングは、ハブラシだけで行って、仕上げにハミガキを使用するようにしてもよいでしょう。
ハミガキには、いろいろな種類がありますから、それぞれの効果効能をよく知って、自分に合ったものを上手に選びましょう。
デンタルリンスは液状なので、すばやく広がり、お口のすみずみにまで届きやすいのが特長です。むし歯などの病原菌の働きを抑える殺菌剤や、歯へのカルシウムの補給を助けるキシリトール、歯の黄ばみを落としやすくするリンゴ酸などが配合されたものがあります。