オーラルケア情報

歯の健康 基本のき

正しい歯のみがき方

就寝前は、とくに時間をかけて念入りに。

むし歯や歯周病を予防するには、歯垢をしっかり落とすことが大切です。1日2回以上ていねいにみがいて、歯垢を落としましょう。洗面所で立ったままみがくのが苦痛なら、椅子に座って、テレビを見ながらと工夫してみてください。忙しくても、せめて1日1回は、ていねいな歯みがきを心がけましょう。

とくに就寝中は、唾液の分泌が少ないため、細菌が繁殖しやすいので、就寝前には、時間をかけて念入りにみがくことが重要です。みがけるときに、しっかりみがいておけば、歯垢がたまるのも防げます。


1本1本意識して、ていねいにみがくのが基本。

歯をみがくときに大切なのは、まず口の中を鏡でよく見て、自分の歯の形や歯並びをよく知ること。

口の中には、複雑な凹凸がたくさんあります。奥歯のみぞや歯と歯の間、歯と歯肉のさかいめなど、ハブラシが届きにくいところは、みがき残しが多いので、とくに意識して、1本1本ていねいにみがくようにしましょう。

みがき残しやすいところ

歯と歯の間/歯と歯肉のさかいめ/奥歯のみぞ

歯と歯の間/歯と歯肉のさかいめ/奥歯のみぞ

歯と歯の間/歯と歯肉のさかいめ/奥歯のみぞ

<奥歯>のみがき方

奥歯周辺はハブラシが入りにくく、みがき残しの多いところ。奥歯に届きやすいハブラシを使うのがおすすめです。

  • 上の奥歯の内側

  • 下の奥歯の内側

奥歯の内側はハブラシを縦やななめにして、
毛先を歯に沿わせてみがく。

かみ合わせ

かみ合わせのみぞは、できるだけ細かくていねいに。

<前歯の裏>のみがき方

下の前歯の裏側は、唾液の分泌腺があり、歯石がつきやすい場所です。

  • ハブラシのかかととは、ブラシ全体の中で持ち手側3分の1くらいの部分になります。

前歯の裏はハブラシを縦にして、毛先を歯の裏にしっかり押し当てて、上下に動かしてみがく。下の前歯の裏側は、ハブラシのかかとを使うと、うまくみがける。

<歯並びの悪いところ>のみがき方

歯並びに凹凸があると、その部分にハブラシが届きにくいものです。ハブラシを縦にして、1本ずつみがきましょう。

  • ひっこんでいる歯

    歯が重なっている部分にも毛先を入れる。

  • 飛び出している歯

    側面にもハブラシが直角に当たるようにみがく。

  • となりの歯の側面

    ひっこんだり、飛び出したりしている歯の、となりの歯の側面もみがく。

<歯と歯肉のさかいめ>のみがき方

歯と歯肉のさかいめは、ハブラシの毛先が届きにくいので、毛先を入れ込むようにしてみがくのがポイントです。

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