じょうずに歯をみがくには、 どうしたらいいの?
どんな歯ブラシ、歯みがき剤を 使えばいいの?
歯みがきでいちばん大切なのは、歯ブラシの毛先を歯にきちんと当てて、歯垢をおとすこと。 でも、生えかわり期の口の中は、歯がぬけていたり、背のひくい歯があったりして、とてもみがきにくいですね。 かがみを見ながら、むし歯になりやすい奥歯を中心に、1本ずつていねいにみがきましょう。
自分ではきちんとみがいているつもりでも、歯垢はいがいにおちていないことがあります。 みがきのこしが多いのは、歯と歯の間や、歯のつけねなど。 ときどき、「そめ出し」という赤い液を使ってチェックしてみましょう。 赤くそまった部分が歯垢です。 そこをていねいにみがくようにするといいですね。
「食べたらみがく」が、歯みがきのきほんです。 時間は、3分以上がめやすです。 毎回、時間をかけてみがくのがむずかしいときは、1日1回だけでもていねいにみがきましょう。 夜ねている間に、むし歯菌がふえるので、むし歯予防には、ねる前の歯みがきがとくに大切です。
ふくざつな口の中を、すみずみまできれいにみがくためには、小まわりのきく歯ブラシがひつようです。 そのために、歯ブラシは、年れいに合った大きさのもの(クリアクリーン Kid's ハブラシ 7~12才向けなど)をえらびましょう。 また、歯ぐきをきずつけないよう、歯ブラシの毛先がまるく加工してあることも大切です。
いくらよい歯ブラシでも、何カ月も使っていては、毛先がバサバサになって、歯垢をとりのぞく効果がおちてしまいます。 月に1度は毛先がひらいていないかどうかをチェックしましょう。
歯みがき剤には、むし歯菌をとりのぞいたり、歯ぐきのはれをふせいだりする成分が入っています。 また、歯を白くしたり、口臭を予防するはたらきもあります。 さらに、フッ素入りの歯みがき剤には、歯の質をつよくする効果があります。 フッ素入りの歯みがき剤を使って、むし歯を予防しましょう。
フッ素は、海そう類、魚介類、お茶などの食品にもふくまれている元素です。 むし歯予防としては、
・フッ素液を歯医者さんでぬってもらう ・フッ素入り歯みがき剤を使う
といった方法があります。