仕事中に自分の汗やニオイが気になる女性は多く、特に部下がいる女性は、部下のいない女性よりも仕事中の汗、ニオイが気になっている割合が高う結果でした。
接客や打合せなど、仕事中に他人と接する機会が多いバリバリのキャリアウーマンが感じるネガティブな汗がある一方で、育児においても、様々なシーンで“ネガ汗”を感じている女性がいることがわかりました。
仕事での緊張とストレスを感じる程度を聞いたところ、76.4%が緊張を感じ、84.7%がストレスを感じると答えています。
また、仕事で緊張を感じる人の57.3%は仕事で緊張しているときに汗をかきやすいと感じており、ストレスを感じる人の43.1%も、ストレスを感じたときに汗をかきやすいと答えています。
前述のとおり、有職者の5割以上(55.7%)が仕事中に嫌な汗を感じており、緊張やストレスを感じることがある職場は、嫌な汗をかきやすい環境にあると考えられます。
仕事中に自分の汗やニオイが気になると答えたのは、67.2%と多く、部下がいる女性に限ると77.9%とさらに高くなるという結果になりました。
仕事中に汗やニオイが気になるシーンとしては、「接客などで人と会話するとき」が57.1%と最も高く、次いで「社内の会議など集まって話をするとき」が37.5%でした。「社内の会議など集まって話をするとき」に汗やニオイが気になるのは、部下のいない女性は32.7%であるのに対し、部下のいる女性は52.8%と、20ポイント近く上回る結果となりました。
また、仕事において、汗/ニオイをケアすることは86.8%がマナーだと思っています。また、部下のいる人の方がマナーとしてのケア意識は高いことがわかりました。バリバリと働いてキャリアを積む女性ほど、責任のある立場となり、嫌な汗をかくシーンが多くなり、マナーとしてのケア意識も高くなると考えられます。
仕事のシーンだけではなく、育児をしているときも、汗やニオイが気になるシーンが、子供のライフステージにあわせて様々にあることが伺えます。
家事や育児において、自分の汗やニオイが気になるタイミングは、「子どもの行事(運動会、学芸会)」が39.7%、「ママ友とランチ」が37.5%と高く、他人と接しているときに汗やニオイが気になるシーンが目立ちます。また、そのシーンは子ども(末子の)の年齢とともに変化していく傾向が見受けられます。