赤ちゃんとママ・パパのための情報
新生児は1回に飲む量が少なく、授乳回数がひんぱんで夜中も数時間おきに泣いて飲むのが普通です。けれども、ミルクは母乳に比べて腹持ちが良いので、寝る前にミルクを与えると朝まで飲まないということもあり得ます。
赤ちゃんが熟睡していて、途中でおむつが濡れて泣くことがなければ、そのまま朝まで眠らせてあげてさしつかえないでしょう。わざわざ起こしてまで飲ませる必要はありません。お腹がすけば必ず目覚めて催促するからです。赤ちゃんがぐっすり眠っているときは、お母さんも寝て体を休めましょう。ただし、途中で気になっておむつを替えた際に、おっぱいをあげないと再度眠ることができないという場合には、しっかりおっぱいを飲ませてあげましょう。
医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。
母乳だけでは足りないようなのでミルクを足していますが、夜10時頃にミルクを60mlあげた後、朝の6時頃まで寝ていることがあります。寝ていれば、夜中にあげなくてもよいのでしょうか。
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