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愛犬と暮らす生活事典

 

食事

犬に必要な栄養素

犬は肉食の強い雑食性

 犬は、もともとは猫と同じように肉食動物です。しかし、約3万年前に人間と出会い、人間の食べ物を分けてもらいながら暮らしていくうちに、だんだんと雑食性になっていきました。だから、猫に比べると炭水化物を吸収したり、糖質を代謝してエネルギー源としたり、カロチンを体内でビタミンAに転換させたりする機能を備えています。

犬にとって必要な栄養素

 動物が健康に体を維持していくために必要な栄養素は、「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の5つです。肉食傾向が強い犬は、高タンパク、高脂肪の食事を必要とします。犬の健康のためには、犬に合った栄養素をバランスよく体内に取り入れることができる食生活をおくることが何よりも大切です。総合栄養食のドッグフードには、犬に必要な栄養素が含まれています。家庭での手作りフードを与える場合は、栄養バランスに配慮しましょう。

【タンパク質】

筋肉や血液、内臓、皮膚、被毛などを構成している基本の栄養素です。犬では人の約4倍のタンパク質を必要としますが、ただたくさん摂ればよいというわけではありません。タンパク質はいくつかのアミノ酸が組み合わさってできていますが、体に必要なアミノ酸の種類は人、犬、猫など動物によって異なります。つまり、犬に必要なアミノ酸がバランスよく組み合わさってできているタンパク質をとることが重要です。タンパク質は摂りすぎれば肝臓や腎臓を悪くすることがありますし、不足すれば元気がなくなって、やせてきたり、毛につやがなくなったりします。

【脂肪】

脂肪はカロリーが高いので、エネルギー源になったり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたりするほか、食べ物にコクとうまみを与える効果もあります。犬では人よりたくさんの脂肪を必要とし、エネルギーとして効率よく利用しています。けれども、摂りすぎれば肥満の原因になるほか、下痢を起こしやすくなります。逆に不足すれば体重が減少して、毛づやが悪くなり、繁殖障害を起こしたり、皮膚病が治りにくくなったりします。

【炭水化物】

米や小麦などの穀類に多く含まれる炭水化物は、繊維質と糖質から構成されていて、人では主要なエネルギー源となっています。肉食傾向の強い雑食性の動物である犬は、肉に多く含まれるタンパク質や脂肪を主食としてきましたが、人と暮らしていくうちに炭水化物を含んだ穀物や野菜も食べるようになりました。ドライのドッグフードには、米や麦、トウモロコシや豆などの穀類が配合されています。炭水化物に含まれる繊維質には便通をスムーズにする働きもあります。しかし、炭水化物は体内で脂肪に変わるので、摂りすぎれば肥満の原因となります。

【ビタミン】

ビタミンは、さまざまな体の機能をスムーズにする潤滑油的な働きをします。大きく分けて、脂肪にとける「脂溶性ビタミン」(A、D、E、K)と、水分にとける「水溶性ビタミン」(B群、C)があります。健康な犬は体内で、ビタミンKとCを合成することができます。しかし、ビタミンA、B1、B2、B6、Dなどは体内で合成できないので、食事の中から摂り入れる必要があります。

【水】

水は犬の体の半分以上を占め、生きていくために欠くことのできないものです。犬は必要なときに自分で必要な量の水を飲むので、健康であれば飲み過ぎを心配する必要はありません。いつでも新鮮な水が飲めるように用意しておいてください。飲む量が異常に増えてきたときには、糖尿病などの病気が疑われるので、獣医師に相談してください。

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