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猫に関するよくあるご質問

 

生活全般

震災などで避難するときは?

4歳のロシアンブルー(オス)と暮らしています。地震や水害など、各地で起こっている災害のニュースを見るたびに、もしそういう被害にあったときにペットをどう扱えばいいのか、とても不安に思っています。公民館などで集団での避難生活を送らなくてはいけなくなった場合、どうしたらいいのでしょうか? また日ごろから準備しておくものや備えておいた方がいいことなどあれば、教えてください。(もんにゃんさん)

地震が起きたら、まず!

 今回は、地震が起きた場合の対処法を中心にお答えします。地震が起きたら、まず飼い主さんが落ち着くことが第一です。大きな地震の直後は、揺れや音、倒れた家具などで、人間も動物もパニックになっていることが予想されます。周囲の状況を把握してください。
 落ち着いてから動物の様子を確認しましょう。意識はあるか、呼吸しているか、
怪我をしていないかなどを確認します。

次は、避難場所への移動。

 猫はパニックになっていると、恐怖から飼い主さんを攻撃してしまうこともあります。急に手を出したりせず、バスタオルなどでくるんでキャリーケースに入れてあげるとよいでしょう。暴れたり、逃げ出したりすると危険ですので、移動には必ずキャリーケースを使用しましょう。

普段から心がけておくことは?

 避難場所には多くの人が集まって来ますので、必ずしも動物が好きな人ばかりとは限りません。飼い主の責任において、周囲の人への配慮が必要とされます。そのためにも、以下のことは普段から心がけておきたいですね。

●ワクチン接種、ノミ・ダニの予防

避難場所によっては、多数の動物が集められた状態になります。病気の感染予防のためにも定期的なワクチン接種は大切です。また、避難所の衛生保持のためにも、ノミ・ダニを予防し、常に清潔にしておきましょう。

●普段のしつけ

保護施設等に預けられた場合を考え、猫のストレスを緩和するために、普段から飼い主以外の人や物、ケージ生活に慣らしておくとよいでしょう。

●避妊・去勢

保護施設での集団生活や、万が一逃げ出してしまった場合を想定して、避妊・去勢をしておくことをおすすめします。

●避難場所の確認

住民の公的避難場所は、動物の同伴が許可されない場合が多くあります。あらかじめ、住んでいる市町村に緊急時の動物の避難場所を確認しておきましょう。

避難時に備えて準備しておきたいものは?

●フード、飲料水

公的な支援が始まるのは、発災から48~72時間後と言われています。このため最低でも2~3日、できれば一週間分くらい用意しておくとよいでしょう。

●移送用具

安全に避難場所に移動するために、キャリーケース、バスケットなどを、一頭につき、ひとつ用意しておきましょう。

●名札

動物の名前、飼い主の名前、連絡先を記入して、普段から首輪などにつけておきます。災害時には動物が逃げ出して行方不明になることも考えられます。飼い主不明の場合、一定期間以上を過ぎると、里親を捜すことになってしまいます。保護された時に飼い主がわかるようにしておきましょう。マイクロチップ※を入れておくのもおすすめです。

※マイクロチップは、ペットの皮下に埋め込む個体識別のための電子標識器具で、埋め込みは動物病院で行います。迷子札のように外れることがないのがメリットですが、チップの情報を読み取るリーダーのより広い普及が望まれています。

●薬

消毒液、化膿止めなどの救急セットの他、持病の薬など。慢性の病気がある場合は、予備の薬を用意すること。獣医さんに正確な薬品名を聞いておくことも大事です。

●飼育メモ

飼い主の連絡先、自宅以外の連絡先、病歴、かかりつけの病院の名前と連絡先、ご飯の好みや健康状態を書いておくと、預け先で役にたちます。愛猫の写真もあればいなくなった時の手がかりになります。

●トイレ用品、衛生用品など

ペットシーツ、ネコ砂、トイレ、タオル、古新聞、ウェットティッシュなど。

いざというときに、愛猫の命を守れるのは飼い主さんだけです。普段から被災した場合に備えて、準備しておくことをおすすめします。

(回答:ACプラザ苅谷動物病院 市川橋病院 獣医助手 大石節子さん)
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