子猫にとっては、遊びの一種。
通常、子猫は母猫や兄弟同士で忍び寄ったり飛びついたりする「遊びの攻撃」から、狩りの技術や力の加減を学びます。生後6カ月くらいになると、遊びでもかなり激しい攻撃が現れてきます。早い時期に親から離された子猫は、遊びの程度を加減することを学ぶことができずに、不適切な遊び行動が見受けられます。
また、獲物を捕るという本来狩猟に使われるエネルギーを消耗することができずに、人間にそのエネルギーの発散が向けられることもあります。この場合は、人間を獲物に見立てて狙ってきたり、遊びの攻撃を仕掛けてきたりします。
こうした行動を放置したり、手を使って攻撃的な遊びをさせたりすると、攻撃行動に発展することになりかねません。子猫に人間の手を追いかけたり、飛びかかったりすることを教えないようにしましょう。
人間の手を使って遊ばせるのは禁物。
母猫は、子猫があまり荒々しく遊ぶと、ぴしゃりとぶつことがよくあります。ただし、人間の場合は手で叩いたりすると逆効果で、攻撃行動や乱暴な遊びを悪化させてしまうことがあるので、注意が必要です。鼻に息を吹きかける、大きな音を出してビックリさせて止めさせる、またはオモチャを与えて攻撃の対象をそちらに向けさせるなどの方法がよいでしょう。
手をひっかいたり、かんできたときは、手を引っこめてしまい、かまわないようにしてください。それでもひどくかみつく場合は、手に柑橘類の汁や苦い味のするものを塗っておき、「かむと嫌な味がする」と関連づけて、かませなくするのも一つの方法です。
また、手を使ってじゃらしたり、遊ばせたりするのではなく、ボールや猫じゃらしなどのオモチャで遊ばせることをおすすめします。他に、レーザーポインターの光を追いかけさせる方法もあります。最近は、猫用の動くオモチャがたくさん販売されていますので、いろいろ試して見るのも楽しいのではないでしょうか。