赤ちゃんとママ・パパのための情報
まず、次の3つの条件が整っていることが目安になります。
昼間のおしっこの間隔が2時間以上あいてきたり、夜間はおしっこを一度もせずに、朝おむつがぬれていないことが増えてきたら、そろそろトレーニングの始めどきです。おむつを替えるときは、「チッチ出たね、よかったねぇ。おむつを替えてさっぱりしようね」と言葉をかけ、チッチ、シーなどの言葉とおしっこを結び付けていきます。
トレーニングパンツに替えたり、トイレに補助便座をつけたり、トイレの絵本を見せたりして準備をすすめてもいいですね。お母さんやお父さんがトイレで用を足す様子を見せるのも効果的です。
医学博士、日本小児科学会認定医。1980年東京女子医科大学医学部卒業、同大学小児科学教室に入局。研修医、助手、水野病院(足立区)、愛育病院(港区)などの外来を経て、現在、吉村小児科(文京区)院長。小石川医師会理事、日本小児科医会、子どものこころ対策委員会委員、日本外来小児科学会、アドボカシー委員会委員。地域で子育て支援セミナーの開催、子育て相談、ブックトーク、絵本の読み聞かせなどを行いながら、子育て支援に力を注いでいる。著作に、『はじめよう臨床医にできる子育てサポート21』編著(医学書院)他。