先輩社員が語る「よきモノづくり」

  • <事務職> マーケティング No.02

商品開発から広告・販売戦略を
トータルプロデュースして、
人々に感動や喜びを届けたい

 

化粧品事業 化粧品
経済学部2010年卒業

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ブランドのマネジメントを一手に担う
花王のマーケターだからこそ味わえる
仕事の深さと広がり

入社以来、化粧品のマーケティングに携わり、現在は「プリマヴィスタ ディア」を担当しています。花王におけるマーケターの業務範囲は非常に広く、商品開発から販売に至るまであらゆる分野で他部門と密接にかかわります。調査やインタビューを通じて、ブランドが抱えている課題を導き出した上で、新商品やプロモーションのコンセプトを企画することから始まり、研究開発・商品開発担当の協力のもと、コンセプトを具現化する商品開発を行います。また、商品をいかに消費者にお届けするかという広告・店頭戦略を、コピーライターやクリエーター、販売部門等と連携しながらプランニングし実行していきます。言わば、商品・広告・店頭の戦略を立案し、消費者に支持されるブランドとして育成することが私の役割です。花王のマーケターは、深くかつ広範囲の責任を担ってブランドと関わることができるので、やりがいのある仕事だな、と思います。

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ビッグデータから
ヒットの鉱脈を探り当てる仕事
まるで「刑事ドラマの主役」のような面白さ

マーケターとして印象深い最初の仕事は、50代向けの化粧品シリーズ「グレイスソフィーナ」のリニューアルです。入社2年目にこのプロジェクトの一員となった私は、経験も浅く、試行錯誤の連続でしたが、当時自分のなかで抱いていた想いがありました。それは、「化粧品市場のボリュームゾーンとしてますます重要な位置づけとなっている50代市場で優位に立つことは、事業にとって大きなプラスになる」、というものです。花王が独自に開発したセラミドケア処方による高い保湿力を取り入れた新しい「グレイスソフィーナ」は、多くの50代女性にご愛用いただけるはずだという確信がありました。そのポテンシャルがあるブランドの価値を、最大限に引き出す方法を探るため、インタビューや調査で消費者の声を集めて回りました。その中で、ある課題が浮かび上がってきました。ターゲットである50代の女性にとって、それまでの「グレイスソフィーナ」に対するイメージは「なんとなく高級そう」「私よりもっと上の年代が使う商品なのでは?」という印象でした。「興味はあるけど、自分にはちょっと敷居が高い」・「自分向けではない」と感じられていたのです。さらに深掘りしてみると、50代女性にとって、そもそも化粧品全般に「自分向けと思える商品がない」・「自分にどんな商品が合うのか分からない」と感じている方が多くいることが分かりました。そうしたお客様の声を聴いて、「ここにチャンスがある」と、突破口が開けたような気がしました。その後、「グレイスソフィーナ」を50代女性にとって、「自分向けのブランド」として受容していただけるよう、コミュニケーション戦略をリニューアルし、様々な施策を展開することで、より多くのお客様に愛用していただくことができました。目に見えない隠れたお客様の声から、ヒット商品の次の鉱脈を探り当てる。こんな瞬間に、マーケターはこのうえない醍醐味を実感することができるのです。

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「感動を届けたい」モノづくりの最前線で
「新たな感動」を生み出す日々

マーケターは、ブランド価値を追求し続ける仕事です。訴求内容が決まれば次は、それをどのように伝えるか?というシナリオを策定し、それを実際の商品や広告に反映し、目に見える形で具現化していきます。例えば、ドラッグストアで手に取りやすくまた、使いやすいという印象をもっていただくために、化粧水のパッケージを変更したことがあります。細かいことですが、キャップを従来の1回転から半回転で開けられるように改良することで、手にとっていただいた方が使いやすくなり、満足度向上につながったケースもあります。私は元々、人々の暮らし方を変えるほどに、感動を与えられるような商品づくりに携わりたいと思い、メーカーへの就職を志望しました。なかでも生活に身近な商品の開発を幅広く手がけている花王に大きな魅力を感じ入社に至ったのですが、今まさに、就職活動の際に追い求めていた理想が実現できています。そして、花王製品には人々を感動させる確かなチカラがあります。そんな「よきモノづくり」をトータルにデザインできるマーケティングという仕事に、私はとても誇りを感じています。

花王の知見・技術・努力の
総合力が支える“よきモノづくり”
ゆるぎない自信を持って仕事ができる幸せ

花王のマーケティングはモノづくりに関連するすべての部署の協力や連携があって初めて実践できるものです。研究開発・生産・販売など、社内の至るところに高度な技術、知見、ノウハウが蓄積されているからこそ、花王では精度の高いマーケティングを手がけることができるのです。今回の「グレイスソフィーナ」のマーケティングも、独自のセラミドケア処方がなければ決して成立しませんでした。ボトルキャップを半回転で開けられるようになったのも、いつも消費者視点で考える研究員の姿勢があったからです。そして新製品が発売日に合わせて全国の店頭に一斉に並ぶのも、生産・物流・販売部門の連携と不断の努力があってのことです。これら花王の総合力があるからこそ、花王のマーケターは商品に絶対の自信を持ち仕事に邁進できるのだと思います。マーケティングという仕事にチャレンジしたい人にとって、このように恵まれた環境にある花王は、まさに最高のフィールドなのではないでしょうか。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事


07:00 起床


07:40 通勤


08:20 出社


08:30 メールチェック


10:00 研究部門と新製品打ち合わせ


11:00 代理店とTVCM打ち合わせ


12:00 昼食



13:00 消費者のグループインタビュー


16:00 資料作成


19:00 退社


20:00 夕食などリラックス


24:00 就寝


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