先輩社員が語る「よきモノづくり」

  • <事務職> マーケティング No.04

花王が誇る”よきモノ”を
世界へ発信
言葉や文化の壁を超え、

花王と世界をつなぐ橋になる


スキンケア・ヘアケア事業 ヘアケア
社会科学部 2009年卒業

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海を越えて世界の国々へアプローチ
グローバルマーケットに通用する
PR戦略を模索

私が担当するのは世界を舞台にしたグローバルマーケティングです。日本ではご好評をいただいている製品であっても、文化や価値観が異なる海外のお客様にアプローチしていくには、国内とは異なるPR戦略が必要です。そのために、販売先の国々の独自の嗜好やトレンドなどをリサーチし、最適な展開方法を考案していくことで、花王と世界をつなぐ橋渡しの役割を担っています。担当するヘアケアブランド「リーゼ」の各製品を台湾、香港、中国、タイ、シンガポール、マレーシアといったアジア各国へ展開するにあたっては、現地のニーズを鑑みたコンセプトの見直しや、パッケージデザイン、広告・販売手法、ビジュアルマーチャンダイジングなど、すべての商品イメージやビジュアル面の再構築を行いました。日々の業務を通じて、海外の様々な文化に触れられることは楽しいですし、その違いを踏まえたうえで、どのような展開方法なら製品の良さが伝わるかを追求するという、いわば言葉や文化の壁を越えたPR活動は刺激的でもあり、とてもやりがいを感じています。

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現地のお客様の声を糧に養う
グローバルマーケターとしての目

世界各国におけるヘアケア市場の土壌やトレンド、またその土地に根付く文化や嗜好を知るには、やはり現地のマーケターから得る情報が欠かせません。そこで生活する人々の目線や感覚に限りなく近づくために、少しでも多くのお客様の声を収集できるよう、現地のマーケターとのコミュニケーションを密にすることを心がけています。彼らから販売提案を受けることもありますが、日本人の私には腑に落ちない時もあるので、その場合は十分に時間をかけて議論をし、互いに納得できるゴール地点を模索します。それはとても大変な道のりですが、ゴールの瞬間には、効果的な販売戦略が生まれているだけでなく、いままで手探りの部分もあったマーケットが具体的に把握でき、確実にグローバルマーケティングという仕事で前進していることを実感できます。こうしたステップを経るなかで難しいと感じるのは、現地の声や反応を意識しすぎてしまうと、本当に伝えたいアピールポイントがブレてしまうことです。このような時こそマーケターとしてのセンスが問われるところであり、この仕事の面白さを実感する時でもあります。お客様の声を意識しつつ、一番に訴求すべき商品の強みや特長をしっかり伝えることこそが、私たちマーケターの使命だと思っています。つまり、花王の「よきモノづくり」が生み出したモノの良さを、世界の人々に伝えることが私たちの役割なのです。

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海外でのリーディングブランドを目指す
自分のこれからに、喜びと期待が広がる日々

国によって趣味や嗜好は異なっても、女性たちの髪のおしゃれに対する興味や情熱に大差はありません。「美しくなりたい」「おしゃれになりたい」という欲求は世界共通であり、花王のヘアスタイリング剤・カラー剤はそれを叶える可能性を十分に秘めています。世界各国のヘアケア市場において、海外現地販売会社の設立や拠点の設立により、グローバルな花王ネットワークが確立できていることもあり、非常に多くのお客様にご愛用いただけるようになってきました。その上でブランド価値の訴求方法のみならず内容自体も各国ごとに適した展開を検討し、現地の消費者に愛されるブランドに成長させることが目標です。国内でのマーケティングノウハウを生かし、海外向けの新たな取り組みを実施することで、その国でのスタイリング・カラー市場におけるリーディングブランドを目指したいと思っています。だからこそ自分のこれからの仕事にはもっと楽しいことが待っているという喜びや、自分の努力が花王の新たな“よきモノづくり”の起爆剤になるかもしれないという期待で胸躍らせる毎日を過ごしています。

アンテナを張り巡らせアイデアの種をキャッチ
大切に育てることで新しい花を咲かせる

花王の製品は私たちの身近にあるモノばかりだからこそ、アンテナをしっかり張っていれば、日々の生活の中でモノづくりに有効なアイデアの種はいくらでも見つかります。その種を大切に育てれば、かたちになり、店頭に並び、お客様が手に取るまでを追うことができる、いわば子育てのような喜びが得られるのがモノづくりの仕事です。さらに、グローバルマーケティングの分野において、現地の生の声や商品開発に活用できる情報を常にキャッチする高感度なアンテナも重要です。私自身、学生の頃から世界を舞台に活躍できるマーケティングの仕事を志望しており、入社3年目でそれを叶えることができたので、今はとても充実した毎日を送っています。マーケティングの仕事には経験やセンスも必要ですが、まずは日ごろから意識してたくさんの情報に感度高く関心を寄せることを習慣づけることができれば、その他のスキルは自然に身についてくるものだと考えます。様々なことに興味を持ち、よきモノづくりに取り組みながら一緒にワクワクできる仲間になれる方をお待ちしています。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事


06:30 起床


07:00 身支度


07:40 通勤


08:00 出社


08:30 チーム内定例ミーティング


09:30 海外からのメール対応


10:00 会議資料作成


11:00 新製品コンセプトについて打ち合わせ


12:00 昼食



13:00 新製品パッケージについて打ち合わせ


15:00 会議資料作成


16:00 新製品CFについて打ち合わせ


17:00 翌日のスケジュール確認、資料準備


17:00 新規商品の企画概要資料のまとめ


18:00 退社


18:30 帰宅


19:30 夕食、自由時間


23:00 就寝


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