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  • <事務職> マーケティング・商品開発 No.11

心が動く商品を作りたい


化粧品事業 商品開発担当
経済学部 2018年卒業


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届けたい人をイメージし、
強い想いを込めた商品づくり

私は現在、メイクブランドのKATEでベースメイク・マスカラの商品開発を担当しています。
商品開発は、生活者の行動をリサーチし、企画したアイデアを商品という形にする仕事です。具体的には、生活者のニーズを見つけ、ターゲットとなる人をイメージします。次に、競合にあたる商品やサービスの情報収集・整理を行いながら、より具体的な”人物像”を作りあげていきます。この”人物像”が商品の顧客代表となり、後の企画内容を考える時や見直すときにも役立つため、具体的な1人の人物が想像できるようにまとめていきます。あとは、想定した人物像視点で、アイデアを出し、商品コンセプトを立案する流れです。消費者調査等も行いながら、この流れを何度も行ったり来たり繰り返し、精度をあげていきます。
現在私が担当しているカテゴリーは、メイク商品の中でも特に高い機能性が求められるカテゴリーなのですが、どうすればお客様に「あ、これほしい!」と思っていただけるか、という視点で、機能だけでなく五感に訴えかける感性的な表現の検討を日々行っています。
商品立案後は、マーケティング・研究・生産部門等の関連部署と相談を重ねながら、商品として目に見える形に作り上げていきます。商品開発は、関連部署のパイプ役となるため、周囲を巻き込みながら商品計画を遂行していく力と、「こういう商品を作りたい!」という強い想いがとても重要だなと日々実感しています。

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各分野のプロの力を集結させて
達成するやりがい

私は以前に担当していたブランドで、アップサイクル用紙*を利用したパッケージ開発に取り組みました。(*店頭の使用済み販促物を回収し、再生した紙を素材の一部として使用した用紙)当時、開発を進めていく中で、2つの大きな課題がありました。
1つ目は、再生した紙は紙としての強度が低いため、商品の箱として利用することが難しいこと。2つ目は、再生する際に様々な紙が混じるため、色の不均一性が激しくデザインの再現性に制限ができてしまうことです。
1つ目の課題に対しては、研究員や包材メーカー様と、密なコミュニケーションを取り、何度も試作を繰り返しました。商品として採用可能な強度の素材を見出せたときは、一つの壁をチームで乗り越えた達成感から、大きなやりがいを感じた瞬間でした。
2つ目の課題に対しては、デザイナーやチームメンバーと、アップサイクル用紙の特性を活かした色・質感の検討を重ね、アイデアを出し合いました。単に”アップサイクル用紙を使ったパッケージ”で終わることなく、”誰かに語りたくなるようなワクワク”もお客様に感じていただけるよう、表示内容を工夫したり、開封後の箱を小物入れとして二次利用できる設計にしたりと、あらゆるアイデアを形にしていきました。発売後、お客様から嬉しいお声を多数いただき、チームの力を集結させて生み出した商品が評価いただけたことに、非常にやりがいを感じました。

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相手の立場を理解することに努め、
思いやりを持つ

商品開発の仕事をする上で大切にしていることは、主に2つあります。
まず、商品を生み出す上では、1人の人に届ける気持ちでモノづくりを行うことです。例えば、友人に贈り物をするときには、どうしたら喜んでもらえるか、1人の友人のライフスタイルや嗜好をイメージしてモノを選び、プレゼントを贈る場合が多いかと思います。そのように、出来る限り具体的な”人”を想像し、妄想を膨らませながら、その人のライフスタイルにぴったりはまるような商品づくりを心がけています。
次に、商品に関わる担当者が、気持ちよく自身の業務に注力できるよう、思いやりのある仕事の進め方も心がけています。商品開発は、自身の想いだけで商品を形にしていくことはできず、各分野のプロの協力があってこそ、一つの商品を生み出すことができる仕事です。
だからこそ、相手の立場を理解することに努め、感謝の気持ちを持ち、思いやりのあるコミュニケーションをとることで、互いに気持ちよく仕事を進められる環境をつくることを常に意識しています。

「自分の好き」を大切に、
自分らしさをもって働ける環境

私は、今の仕事に楽しさとやりがいを感じています。そして私の職場をひと言で表すと、超働きやすく楽しい職場です。
そのように思える理由は、チームメンバーとの関係性や自分自身の心の持ち方が大きく影響していると考えています。
KATEチームには、様々な個性を持ったメンバーがいますが、共通点は、メイクや化粧品が大好きということに加え、年齢・性別関係なく自分と他者を尊重し合えることだと思っています。日々コミュニケーションが活発なので、一見仕事には関係なさそうな雑談からお互いを知り、自分の好きを共有しあう。そんな雰囲気なので、自分らしくいられて、楽しく仕事に取り組めているのだと思います。
そして自分自身は、「自分の好き」を常に大切にすることを心がけています。もちろん今の仕事内容の全てが好きで楽しいという訳ではありません。ですが、自分の好き・苦手を把握しているだけで、苦手な業務の中にも「自分の好き」を見つけられたり、「自分の好き」のために努力出来たり、前向きな気持ちで取り組めると考えています。
私の就職活動は、自己分析と自分の将来像を描くことにとにかく注力しました。その中で見つけた「自分の好き」が今の仕事ではたくさん生きています。自分のことを知る、そのために「自分の好き」を突き詰めることで、やりたいことのヒントが見つかるかもしれません。皆さんが自分らしく働ける環境が見つかることを祈っています!

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事

出社時


06:30 起床・身支度


07:00 朝食・家事


08:15 通勤


09:00 出社・一日の計画立てる


10:00 デスクワーク(メール確認・資料作成)


11:00 ブランドチームミーティング


12:00 昼食


13:00 新商品デザイン打ち合わせ(デザイナー)



14:30 試作品のサンプル確認


15:30 休憩


16:00 新商品容器について打ち合わせ(容器メーカー様)


17:00 デスクワーク(メール確認・資料作成・システム登録作業)


18:30 終業


19:30 帰宅


20:00 お風呂・夕飯


22:00 自由時間(趣味・読書・資格の勉強など)


24:00 就寝

在宅勤務時


06:30 起床・身支度


07:00 散歩


08:00 朝食・家事


08:30 始業・一日の計画立てる


09:00 メール確認


10:00 会議資料作成


12:00 昼食


13:00 新商品提案会議の資料確認打ち合わせ


14:00 デスクワーク(資料修正)



14:30 調査設計の検討


15:30 新商品案の検討


17:00 デスクワーク(メール確認・翌日の準備)


18:00 終業


18:30 夕飯


19:30 習い事


20:30 帰宅


21:00 自由時間(お風呂・趣味・資格の勉強など)


23:00 就寝


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