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  • <事務職> マーケティング・商品開発 No.09

日本と世界の
「よきモノづくり」の
架け橋へ 
化粧品事業 マーケティング
国際政治経済学部 2008年卒業

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人とひとをつなぎ、
「よきモノづくり」を世界のお客様に。

私が所属しているのは、化粧品事業部のプレステージビジネスグループという、国内では百貨店での取り扱いを主としたブランドを取り扱うグループです。その中で、SENSAIというプレステージブランドのグローバルマーケティングを担当しております。
業務を一言で表すと「企画」業務になりますが、主な仕事としては、新商品発売に向けての市場分析、コンセプト、ターゲティング、価格の立案、そして宣伝広告のコミュニケーション戦略、マーケティング施策の立案を行います。また、新市場への上市に関する戦略立案および、実行部隊としても携わっています。
分析し、考え、提案する。それを様々な角度から行い実現に向けてブラッシュアップしていきますが、1つの仕事を行うには、さまざまな部署、同じグループでも、異なる役割を持つチームメンバーとのやり取りが必要不可欠です。商品開発、宣伝、制作、PR、教育、需給と多くの方々の意見を取り入れながら、まとめていくのですが、そのハブとなるのが、企画です。
また、SENSAIは欧州市場をメインとしたグローバルブランドの為、欧州の関係会社とのコミュニケーションも大切にしています。リモートワークが進んだおかげで、海外のメンバーとも意見交換がしやすくなりました。市場が離れているからこそ、現場の意見も重視しています。
他ブランドにはない、SENSAIが目指す真のラグジュアリーを商品、サービスでお客様に届けたい、そのみんなの想いを一つに紡ぎあげる。人とひとをつなぐ、とてもやりがいのある仕事です。

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ジャパニーズラグジュアリーコスメの
エバンジェリスト

高校生でアメリカに留学した際、日本という国、文化が全く知られておらず、とても悲しい思いをした経験から、日本の良さを海外に伝える仕事に携わりたいとずっと思っておりました。私の担当するSENSAIというブランドは欧州で長く愛用されてきたブランドではありますが、2019年のリブランディングを機に「The Sense and Science of JAPAN」と言うタグラインで、日本の美意識と最先端科学が融合したブランドであることをダイレクトに表現し直しました。リブランディングをするにあたり、ブランドが持つ資産であったり、お客様になぜ愛され続けてこられたのか、Japanese Luxuryとは何か、ブランドの原点に立ち戻り、ブランド内で何度もワークショップをしたり、コア成分である小石丸シルクの生産者を訪ねて話を聞いたりすることで、ブランドの理解がより一層深まり、SENSAIの提供価値の再確認ができました。そしてそのリブランディングを発表した年のドイツPR発表会に同席させて頂いた際、長年SENSAIを知るジャーナリストの方たちから、「これこそがSENSAIだ」というお声を頂いた時にはとても誇らしい気持ちでいっぱいでした。単に日本ブランドだから、ではなく、SENSAIだからできる、日本人でも忘れてしまっているような日本の美意識、そして開発者たちの匠の技を、商品を通して世界中のお客様に届けられているという喜びと、さらにこの「よきモノづくり」をより多くの人に届けていきたいという想いです。

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日々、異文化間コミュニケーション

仕事をする上で、意識しているのは、「異文化理解」です。異文化というのは、よく海外の話をするときに出てきますが、会社が異なれば異なる文化があり、部署、チームによっても文化、風土があります。さらには、個人ひとりひとりも文化を持っています。海外や他部署との関わりも多い仕事なので、驚くようなことも日々発生しますが、なんでやってくれないんだ、なんで出来ないんだと思うのではなく、その言葉に隠れている背景であったり、その人の考え方、仕事スタイルを理解することを大切にしています。入社したばかりの時は、自分の意見をはっきり言える方が良いと考え、自分の考えを貫き通そうとばかりしていましたが、相手を理解することに欠如していました。営業時代は、取引先を怒らせてしまったこともありました。仕事をしていれば必ず意見が割れたり、自身の提案を受け入れてもらえないことも多々あります。ひとりひとりと向き合い、感謝の気持ちを忘れずに良いコミュニケーションを築くことが「よきモノづくり」に繋がっていると考えます。

何事にも貪欲に!

私は入社してすぐの配属は営業でした。営業志望ではありませんでしたので、自身の中では修行だー!という気持ちでやっていました。実際営業という仕事をやってみると、そこでしか経験出来ないことも沢山あり、今マーケティングの仕事をする上では、現場を知る営業時代の経験はとても大切だったと改めて気づきました。希望通りの仕事であろうが、そうでなかろうが、今の環境で得られることに貪欲になり、チャレンジをし続ければ、必ず見てくれている上司、メンバーがいます。そして花王はそれを後押ししてくれる会社だと思います。また研修制度が充実しているので、海外での経験や、化粧品だけでなく、家庭品を担当する方たちとの研修を通して自身が成長できる場所があります。働き方もフレックスや、在宅勤務を組み合わせ、自己啓発や習い事、家族との時間へ上手く活用したり、有給を上手く繋げて海外旅行へ行ったり(※コロナ以前)、プライベートとの両立も図れます。良い仕事をするには、仕事だけをしていてはできません。お客様に「よきモノづくり」を届ける為に、オン・オフ共に豊かな経験が不可欠と考えます。
社員の話を聞くことで、この会社で働く自分を少しでもイメージして頂けたら幸いです。花王という会社、花王のブランド・商品に興味を持って頂ければ嬉しいです。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事

出社時


07:15 起床


07:30 朝食、メイクなど


08:45 通勤


09:30 出社、メールチェック


10:00 チーム内ミーティング


11:00 新商品コミュニケーション戦略立案


12:00 昼食(社員食堂)


12:45 スタバでドリンクを買い午後に向けてエナジーチャージ



13:00 メール対応


13:30 新市場上市戦略立案の為のチーム内ブレスト


15:00 中国と次年度導入商品打合せ


16:00 商品開発と新商品容器デザイン打合せ


17:00 欧州と業務進捗共有会議*欧州との会議は時差があるのでフレックスで調整します


19:00 退社


19:45 帰宅


20:30 夕食、家事、入浴など


23:30 SNSチェック*他社やインフルエンサーの投稿を確認します


24:00 就寝


在宅勤務時


07:30 起床


07:45 朝食、メイク等


09:00 始業、メールチェック


10:00 代理店とインバウンド施策の打合せ


11:00 調査報告書確認


12:00 昼食



13:00 広告ビジュアル、コピー確認


14:00 欧州新商品発表会コンテンツ打合せ


15:00 商品開発と新商品提案資料確認


16:00 会議資料作成


18:00 終業


18:30 ホットヨガ(在宅勤務で削減できた通勤時間を活用しています)


20:15 夕食、家事、入浴など


23:30 SNSチェック*他社やインフルエンサーの投稿を確認します


24:00 就寝


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