からだのノート おとなになるということ

LESSON 3

ここが知りたい! Q&A

みんなの顔がひとりひとりちがうように、からだの成長(せいちょう)も人によってちがいます。でも「わたしだけ?」とか、「聞きたいけど、はずかしい…」なんて、なやんでいる人もいるかな? あなたの質問にお答えします!

Q1初経(しょけい)になると、身長(しんちょう)がのびなくなるってホント!?

Aからだの成長のしかたは人によってちがいますが、初経になるとピタッととまるなんてことはありません。
いろいろな調査(ちょうさ)で、『身長が急にびっくりするほどのびたあとに、初経をむかえる人が多い』ということがわかってきました。そして、初経をむかえると身長ののびが少なくなるので、「初経がきたからもう身長がのびない」と思いちがいをする人がいるのでしょうね。

Q2月経(げっけい)じゃないときに、卵(たまご)の白身(しろみ)みたいなものが出て心配(しんぱい)…

A女性ホルモンがはたらいている女性ならだれにでもある「おりもの」とよばれる分泌液(ぶんぴつえき)です。月経がはじまっていなくて、おりものがある人は、そろそろはじまるサインだと思ってね。ただ、はじまるまでの期間(きかん)は、ひとりひとりちがいます。
おりものの量も、人によっていろいろです。かゆみがなくて、とうめいなおりものなら、心配ありません。それが下着につくと黄色になりますが、これも心配ありません。

気になるときは「おりものシート」こまめにとりかえてね

Q3毎月、月経があったら、貧血(ひんけつ)になりませんか?

A月経がはじまると、女の子は、同じ年ごろの男の子にくらべて、どうしても貧血ぎみになります。栄養(えいよう)のバランスに気をつけて、レバーなど貧血に効果(こうか)のある食べものを積極的(せっきょくてき)にとってください。
「太(ふと)るのがイヤ!」なんていって、むりなダイエットをしたりすると、からだのリズムがくるって、月経がとまってしまうことがあります。
みなさんのからだは、まだまだ成長しているとちゅうです。朝ごはんをぬいたりしないで、毎日3食、きちんと食事をしましょうね。

Q4月経が1カ月に1度もなかったり、2度もきたり。どうしてですか?

A初経になったばかりのころは、月経の周期(しゅうき)が、はっきりときまらないのがふつうです。そのため、1カ月に1度もなかったり、月のはじめとおわりに2度きたりすることもあります。
なかには、初経のあと次の月経がなかなかこない人もいます。これは、からだがまだおとなになりきっていないから。そんなに心配しなくてもだいじょうぶです。3カ月以上月経がないようなときは、おうちの人に相談して、お医者(いしゃ)さんにみてもらいましょう。

Q5月経になると、おなかがいたくてこまります

Aおなかのいたみは、子宮(しきゅう)の筋肉(きんにく)がのびちぢみしておきるもので、病気ではありません。
おなかや腰(こし)をあたためたり、おふろに入ったりして、筋肉のきんちょうをやわらげてあげましょう。自分の好きなことをして、気分を変えるのもよい方法ですね。おなかを静(しず)かにマッサージしたり、腰を動かしたりする軽(かる)い運動も、血行(けっこう)がよくなっていたみがやわらぎます。
いたみどめの薬(くすり)は、おうちの人や保健室の先生に相談(そうだん)してからのみましょう。

Q6ときどき、かたまりのようなものが出るの。病気(びょうき)だったらどうしよう…

A親指(おやゆび)ぐらいのかたまりだったら、心配ありません。月経のときに出る経血(けいけつ)は、血液だけでなくて、子宮内膜(しきゅうないまく)の一部(いちぶ)がまじりあったものですから、ときにはかたまりもあります。
色も、赤でなく、黒っぽかったり茶色っぽかったりしますが、気にしなくてもだいじょうぶ。初経のころは、黒っぽいものが少し出るだけの人もいます。

Q7月経の日を変える薬があるって聞いたんですけど…

Aこのような薬は、ホルモンにえいきょうをあたえるものなので、小学生くらいの年齢(ねんれい)では、使わないほうがよいと思います。
ただ、「とくべつなとき(修学旅行(しゅうがくりょこう)、受験(じゅけん)など)に月経の予定があって、どうしてもこまる」というときには、婦人科(ふじんか)のお医者(いしゃ)さんに相談してください。その場合は、予定の1カ月くらい前に受診(じゅしん)して、薬ののみかたを教(おそ)わるようにしましょう。

Q8友だちより月経の期間(きかん)が長くて、なんだか不安(ふあん)です

A月経の期間も人によってちがっていて、3日とか1週間とかいろいろです。だから、お友だちとちがっていても気にすることはありません。
ただ、10日以上もつづく場合は、ちょっと貧血(ひんけつ)が心配ですね。おうちの人か保健室の先生に話して、お医者さんにみてもらいましょう。

Q1月経のときは、どんなことに気をつけたらいいですか?

A月経は病気ではありませんから、ふだんと同じように元気にすごしてくださいね。
体育の授業やクラブ活動だって、おなかや腰がひどくいたいとか、気分がわるいときでないかぎり参加して、運動(うんどう)したほうが気持ちいいですよ。ナプキンは、スリムタイプや羽つきを使うと、動きやすくて安心ですね。
プールのときは、おうちの人や担任(たんにん)の先生、保健室の先生に相談しましょう。

Q2月経のとき、洋服がよごれそうで心配です

A最初のうちは気になるかもしれませんが、よいナプキンを使って正しく手あてしていればだいじょうぶです。
もしものときのために、月経中はうすい色の洋服はさけて、なるべくこい色のものを着(き)るようにすると安心ですね。

Q3月経のとき、お風呂に入ってもだいじょうぶなの?

Aもちろんだいじょうぶです。もし、お湯やお風呂場をよごしてしまったら、自分できれいにしておきましょう。銭湯(せんとう)や旅館(りょかん)などでは、湯船(ゆぶね)に入らないで、シャワーだけにするのがエチケットです。
月経のときは、ふだんよりもからだを清潔(せいけつ)にしておきましょう。そうすれば、気分もさっぱりします。

Q4学校や外出先(がいしゅつさき)で、急(きゅう)に月経がはじまったら、どうすればいいの?

A学校では、保健室の先生にお話して、ナプキンを借(か)ります。借りたナプキンは、あとでお返しするのがエチケットですね。でも、こんなことがないように、ふだんからカバンにひとつ、ナプキンを入れておくと安心です。
外出先(がいしゅつさき)では、あわてないでティッシュを厚(あつ)めにあてておきます。はじめは量が少ないですから、落ち着いて家に帰りましょう。

Q5もうすぐ修学旅行。どんな準備をしたらいいですか?

Aナプキンは、とちゅうで足りなくなったりしないように、ふだん使う枚数(まいすう)よりも多めに持っていくようにします。スリムタイプのナプキンなら、かさばらなくていいですね。それと、夜用ナプキンを少し用意(ようい)しておくと安心です。生理用ショーツも忘(わす)れずにね。
まだ初経をむかえていない人も、もしものときにそなえて、ひととおり準備していきましょう。

Q6ナプキンの買(か)い方(かた)、みんなどうしているの?

Aナプキンを買うの、なんだかはずかしいっていう人がいるかもしれません。でも、女の子に月経があるのは、とても自然なことですね。だから、はずかしいと思うのは、ちょっとおかしくない?
月経がはじまったら、毎日(まいにち)の生活でも、そろそろおとなになる準備をしなくてはいけませんね。いままで、なんでもおかあさんに買ってきてもらっていた人も、これからはいっしょに行って、自分の好きなナプキンをえらぶようにしましょう。

Q7月経のとき、まわりの人に知られたらイヤだなあ…

A月経は、おとなに近づいた女の子にとって、とても自然でたいせつなこと。いつものように、ふつうにしていればいいのです。
でも、ナプキンはそのまま持ち歩いたりしないで、ポーチなどに入れておくといいですね。
「経血のにおいで、みんなにわかっちゃいそう…」なんて心配してる人もいるかもしれませんが、自分で思っているほど、ほかの人にはわからないものですよ。気になるときは、からだを清潔にして、ナプキンもこまめにとりかえるようにすれば安心です。

Q8タンポンってどんなものですか?

Aタンポンというのは、わたをギュッとかためたもので、腟(ちつ)の中に入れて経血を吸収(きゅうしゅう)します。ナプキンとちがって、経血がからだの外へあまり出ないので、たとえば水泳(すいえい)のときなどに便利です。

Q9月経がウツるって、ホントですか?

Aなかよしの友だちと、前(まえ)の月はちがったのに今月はいっしょだ…とか聞くことがありますね。
でも、科学的(かがくてき)には「ウツる」というのは考えられないこと。それより「もうすぐテスト…」なんて、不安な気持ちがつづくと、早くなったりおそくなったり。自分自身の気持ちのほうが関係(かんけい)しているみたいですよ。
初経のあとしばらくは、周期(しゅうき)がとても不安定(ふあんてい)です。月経の日を手帳(てちょう)やカレンダーに記録(きろく)しておくと、やがてあなたのリズムもわかってきます。

Q1旅行でいっしょにお風呂に入ったら、友だちよりペニスが小さくてショック…

A人のからだはどこを見ても、ほかの人とくらべると、形も大きさもちがうのがあたりまえ。ペニスだって同じです。
それに、みんなのからだは、今どんどん成長しているところです。ペニスだって毎日大きくなっています。ずっと今のままということはないので、安心してください。
ちなみに、ペニスは上から見ると小さくて、横から見ると大きく見えたりするものです。自分のは上から見るけれど、友だちのは横から見るでしょう。だから、友だちのペニスが大きく見えることは多いようですよ。

Q2ペニスがぼっ起するのは、どうして?

A男性のペニスは、スポンジのような海綿体(かいめんたい)というものでできています。
エッチな刺激(しげき)を脳が受けると、それに反応(はんのう)して、スポンジに水がしみこむように血液が流れこんできて、ペニスがかたく大きくなります。10代、20代のうちは、エッチなことを考えていなくても、無意識(むいしき)のうちにぼっ起することもあります。
また、朝おきたときにぼっ起するのは、睡眠(すいみん)のメカニズムと関係があることが知られています。完全に目がさめるとおさまります。だから、おしっこをすると元どおりになるんですね。

Q3からだは大きいのに、声変わりしないし、性毛(せいもう)もはえてきません。

A成長のしかたは、人によってそれぞれです。からだが大きいからといって、いろいろなからだの変化が早くおこるとはかぎりません。
でも、声変わりも、性毛がはえるのも、時間の問題。あなたはあなたのペースでおとなになっていくのですから、あせることはありませんよ。

Q4精液(せいえき)とおしっこは同じところから出るのに、どうしてまじらないのかな?

Aたしかに、精液もおしっこも「尿道(にょうどう)」をとおって出てくるのですが、絶対にまじることはありません。
というのは、尿道の中にうまいしくみがあって、精液が出るときにはおしっこが出るところを閉じ、おしっこが出るときは精液が出るところを閉じることができるようになっているからです。

からだのノート

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