シニアのための健康豆知識
転倒リスクに新たな事実!
高齢者の転倒・ふらつきに「おむつの厚さ」が影響⁉歩くことでフレイル予防を

人生100年時代と言われる中、ますます重要視される健康寿命の延伸。シニア世代の運動・認知機能の維持(フレイル予防)の観点から、歩くことは重要とされています。
そうした中、大人用紙パンツの「厚さ」が、高齢者の歩き方や動作・ふらつきに影響を与えることをご存じでしょうか?高齢者の日常に、思わぬリスクが潜んでいることが報告されました。

高齢者とフレイル。大人用おむつ(尿ケア用品)の利用実態

「加齢による心身の活力の虚弱」と言われるフレイル。厚生労働省も介護になる前のこの状態に着目し、後期高齢者の健診にフレイルのチェック項目が加えられています。

一方、フレイルが気になる高齢者のうち軽失禁や頻尿症状のある女性は約半数にのぼるといわれています。
日常的に市販の吸水ナプキンや大人用おむつ(紙パンツ)を活用している場合、運動時や歩行動作の際に何らかの影響があると考えられますが、その実態は十分に検討されていないのが実情です。

軽失禁・頻尿症状を自覚している60代以上の高齢女性の割合 46%が尿もれ経験アリ!(2021年 花王調べ:60代以上女性 676人)

産学連携で実証!大人用おむつの厚さの違いが歩行動作に影響

花王はかねてから、高齢者の健康支援として大人用おむつ(紙パンツ)の応用を目指し、研究を進めております。今回は佐賀大学 教育研究院、筑波大学大学院 人間総合科学学術院とともに、吸水ナプキンや大人用おむつの吸収体の厚さが、歩行動作にどのように影響するのかを検証しました。

その結果、大人用おむつの吸収体が厚いほど、はき心地に違和感を感じることが明らかに。
さらに生理機能解析では、足の左右の間隔(歩隔)が広がり「ガニまた」のようになることで、足運びのバランスが悪くなることや、左右の足の筋力のアンバランスさを招くことで歩行が不安定になり、高齢者に「ふらつきやすさ」がみられることなどが観察されています。

厚い大人用おむつをつけると歩行が不安定に

おむつの吸収体が厚くなることによる
歩行動作への影響

※詳しい調査方法はこちら

■異なる吸収体の厚さで歩行動作を解析

66~75歳(平均70歳)の健常高齢女性15名を対象として、吸収体の厚さが異なる3種類の紙パンツ(A:7mm、B:12mm、C:16mm)を使用していただき、歩行動作を解析しました。今回は、(1)シート式圧力センサーによる歩幅や歩隔※1、歩行速度などの計測、(2)無線型筋電計による歩行中の左右腓腹筋※2の筋力変化の計測、(3)マーカーレス3次元動作解析装置による左右膝関節や左右つま先など全身33か所の評価点の動作の解析(図)の3つの方法を用いて評価しました。

※1 歩く時の左右のかかとの間隔
※2 ふくらはぎをつくる筋肉のひとつ

マーカーレス3次元動作解析装置による解析画像

影響1

厚いと、ガニまたになり
足運びのバランスが悪くなる

厚いおむつをつけると、歩行時の足の間隔が広がり、左右のバランスが悪くなって、足運びが不安定になります。

影響2

厚い「おむつ」の着用で
歩く時の筋肉にかかる負担が
両足でアンバランスに

おむつの吸収体が薄いほど、足運びの左右バランスがよく、結果、脚の筋力が均等に近づく傾向が。

影響3

厚いほど、歩行が不安定になり
身体がふらつきやすくなる

おむつの厚さが、シニア世代に特徴的な歩行時の身体のふらつきに影響することが判明!薄いおむつの方が、はき心地や歩きやすさなどの心理面でも違和感が減ることも確認されました。

歩行時の身体の横揺れの例(右足に体重がかかっている瞬間)を見ると、吸収体が厚いほど身体のふらつきが大きいことを示した図

歩行時の身体の横揺れの例(右足に体重がかかっている瞬間)を見ると、吸収体が厚いほど身体のふらつきが大きいことを示した図

歩行時の身体の横揺れの例(右足に体重がかかっている瞬間)を見ると、吸収体が厚いほど身体のふらつきが大きいことを示した図

検証結果

検証結果

検証結果

結果、大人用おむつの吸収体が「薄い」ほど歩行安定性が向上し、歩行時の身体のふらつきが軽減することが判明。

転倒やつまずきに気をつけたいシニア世代にとって、フレイル予防対策に思わぬ事実が!

健康のためのお散歩も転倒やつまずきによるリスクは気にしたい

専門家からのアドバイス

「薄い大人用おむつ」の活用で高齢者の「歩きたい」をサポート。日々歩くことで フレイル予防に。

【監修】青栁 幸利 先生 東京都健康長寿医療センター研究所 運動科学研究室長(医学博士)

青栁 幸利 先生

東京都健康長寿医療センター研究所
(医学博士)

フレイル予防のためには意識して歩くことが有効です。「強度」つまり「質」も重要で、「質の良い強度」がどれくらいなのかは、年齢や体の状態などによって変わりますが、フレイル予防のためには1日5,000歩※、うち7.5分は速歩きが目安。正しい歩き方を意識して、ご自身にあった強度で歩くことが効果的です。

もしフレイルになってしまうと、歩行中に転倒しやすくなり、骨折、ひいては寝たきりの原因にもなりかねません。また、転倒を2回以上すると、恐怖心が生まれて外出を控えるようになり、ますます歩行機能(歩く能力)が低下します。しっかりした歩行のためには、おむつの歩きやすさもとても大切なことです。

※ 2000年より継続中の中之条研究(65歳以上の高齢者約5,000名を対象とした疫学調査)において、1日あたり約1kmに相当する2,000歩を加えた合計で5,000歩(うち速歩きで7.5分)以上を歩いている人は要介護になりにくいことが実証されています。

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