はじめて介護する方へ
漏れないことはもちろん、
状況に合わせた選び方が大切です。
おむつは、介護を受けられる方の排泄の自立度に合わせて選びましょう。
外側のおむつは身体のサイズに合ったものを選びましょう。
ゆるすぎるおむつは、漏れや不快感につながります。
パンツタイプは“ウエスト”。テープタイプは“ヒップ”のサイズに合わせましょう。
介護を受けられる方の尿量、頻度に合わせて吸収回数の少ない・多い尿とりパッドを使い分けることをおすすめします。
介護を受けられる方の排泄の自立度に沿って選びます。
尿とりパッドを併用することで、おむつ交換の介護負担の軽減、おむつ代の節約につながります。
テープ・パンツ(外側のおむつ)は身体のサイズに合ったものを選びましょう。
ゆるすぎるおむつは、漏れや不快感につながります。
内側のパッドは尿量や交換頻度、交換時間に合わせて選びましょう。
① 尿量
リリーフ尿とりパッドの吸収回数は、パッケージに表示されています。
(排尿1回を約150mlとしたときの吸収回数)
② 交換頻度と交換時間
日中頻繁に交換できる場合や尿量が少ない方には吸収回数の少ないもの、頻繁に交換できない場合や尿量が多い方、夜間・一晩中使用される場合は、吸収回数の多いパッドを選択しましょう。
尿とりパッドは、外側のおむつがパンツタイプならパンツ用パッドを、テープタイプであれば、テープ用パッドを選びましょう。
おむつを選ぶときには、「漏れない」ことはもちろん、「お肌へのやさしさ」への配慮や、「消臭性能」、「使用状況」に合わせたおむつ選びが大切です。
肌のムレを防ぐためには、通気性があるおむつを使うことが最も大切です。外側の防水シート(バックシート)に通気性素材が使用されているものを選びましょう。通気性素材は、尿はしっかりガードして、おむつの中の湿った空気をどんどん外に逃がしますから、ムレる心配がありません。おむつと尿とりパッドを併用する場合には、おむつだけでなく、尿とりパッドにも通気性があるものを選びましょう。
通気性のないおむつ(テープ式+尿とりパッド)を使用した場合、
排尿後10分程度で、不快を感じる湿度70%を越え、そのまま高い状態が続きます。
通気性シートを使用したおむつ(右)では、おむつ内から排出された湿った空気によって、コップの内側が曇っています。
おむつの摩擦によって、お肌が刺激を受ける場合があります。やわらかい素材で、肌ざわりがよく、身体にやさしくフィットするものを選びましょう。
排泄後、時間とともに増えてしまう雑菌の繁殖を抑え、ニオイを防ぐ効果があるものがおすすめです。
夜間など、頻繁におむつ交換ができないときは、尿とりパッドを吸収量の多いタイプ(「夜間用」「長時間用」など)に切り替えましょう。
お体の状態や、
最適なおむつを選びましょう。 排泄の状況に合わせて、