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赤ちゃん相談室

生活リズムのつけかた

いつまでも寝ているときは起こしたほうがいい?

「寝る子は育つ」と言いますが、起こさなければいつまでも寝ています。早寝早起きを習慣づけたいのですが、起こしてもいいでしょうか?(ふみりき 3カ月)

夜寝て朝起きて、1時間くらいぐずぐず言ってからまた5時間くらい寝ます。寝過ぎると夜になって寝ないかもしれない、と思って無理に起こすのですが、いいのでしょうか?(ゆなのママ 4カ月)

授乳間隔があかない、まとめて寝ない、と困っているお母さんからすれば、羨ましいくらいの悩みかもしれません。おそらく、たっぷり飲むと熟睡するリズムができているのでしょう。寝過ぎているわけではなく、これが、この赤ちゃんにとっては、今の時期の自然な睡眠リズムです。

低月齢のうちから朝型の生活を習慣づけようと思うのはよいことですが、赤ちゃんの自然な睡眠リズムも尊重しましょう。

このころになると、まとめて寝る時間帯と起きて遊ぶ時間帯が多少分かれてきますが、まだ夜の睡眠と昼寝の区別はなく、睡眠リズムそのものは新生児期の延長です。
好きなときに寝て、お腹がすいたりねんねに飽きて目を覚ます、という生活でかまいません。眠いときに起こしてもぐずってしまうでしょうし、赤ちゃんの自然の睡眠リズムをくずすことになってしまいます。

リズムをくずさずに、寝ている子を上手に起こして朝型の生活にもっていくには、浅い眠りになっているときがチャンスです。睡眠中は深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を交互に繰り返しています。まったく身動きもせずぐっすり眠っているノンレム睡眠のときは、起こしてもぐずりがひどく大変です。一方、寝ていても瞬きをしたり体を動かしているときは浅い眠りのレム睡眠のときで、このようなときに起こすと、その後のぐずりが少なくてすみます。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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