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介護現場のお役立ち

投稿日:2020年07月15日

排泄介助を行うときのポイントと注意点

トイレへの誘導や排泄の手伝い、おむつの交換といった「排泄介助」は、在宅介護をしていく上で最も重要で欠かすことのできないケアのひとつです。その一方で排泄というのは人間の尊厳を伴うとてもデリケートな行為のため、介護を受けるご高齢者にとっても、お世話をするご家族にとっても大きな負担となってしまう場合もあります。そこで今回は、排泄介助を行う際のポイントについて詳しく解説していきます。

排泄介助を行う際の注意点

排泄は生きていく上で欠かすことができない生理現象ですが、同時に羞恥心を伴うとてもデリケートなものでもあります。そのため、ご高齢者の中にはこれまで自分できちんとできていたことが人の手を借りないとできなくなってしまうことで、自信を失ったり落ち込んだりしてしまう方もいます。そうした思いをきちんと理解し、介護を受ける方の心に丁寧に寄り添いながら排泄介助を行うことが大切なのです。

では、具体的にどのようなポイントに気をつけていけば良いのでしょうか。排泄介助を行う際の注意点を詳しくみていきましょう。

自尊心を傷つけない

排泄介助を行う上で最も注意しなくてはいけないのが、「被介護者の自尊心を傷つけない」ということ。先にも述べた通り、排泄というのは非常にデリケートな部分で、誰でも人の手を借りることに抵抗があるものです。

排泄介助を行う時に面倒臭そうな態度をとったり、排泄に失敗してしまった時に責めたり批判したりしてしまうと、被介護者の自尊心を大きく傷つけ、心を閉ざさせてしまうこともあります。排泄介助は介護を行うご家族にとって肉体的・精神的にも大きな負担となりますが、相手の思いに寄り添いながら思いやりのある言葉がけをしていきましょう。

手を出しすぎない

排泄介助は介護の中でも大切なケアのひとつですが、被介護者がご自分でできる部分は手を出しすぎず、被介護者の自立排泄を促すことも重要なポイントのひとつです。まずは、被介護者のペースに合わせて見守り、できること、できないことを正しく見極めて行きましょう。被介護者がご自分の意見をきちんと伝えることができる場合には、どこまでのサポートが必要かを話し合っておくと良いでしょう。

水分を控えさせない

排泄介助は1日に何度も行う必要がありますが、被介護者の中にはご家族への申し訳なさから、水分を控えて排泄の回数を減らそうとしてしまう方もいます。しかし、十分な水分をとらないと脱水症状や便秘になってしまうこともありますので、水分はいつも通り摂取してもらうように心がけましょう。

ポータブルトイレを使った排泄介助の方法とポイント

寝室とトイレが離れていて移動するのが大変な場合や、夜間に何度もトイレに行く必要がある場合には、ベッドサイドにポータブルトイレと呼ばれる持ち運びタイプの便器を設置するのがおすすめです。では、ポータブルトイレを使った排泄介助を行う場合、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。介助のポイントを詳しくみていきましょう。

できるだけ本人に任せ、できない部分を手伝う

ベッドからポータブルトイレまでの移動、ポータブルトイレのフタを開ける、ズボンや下着をおろして便座に座るなど、一連の動作の中で被介護者が自分でできない部分だけをサポートします。ご自分でできる場合であっても、転倒などに注意して必ず目を離さずにそばで見守るようにしましょう。

プライバシーに配慮し、排泄が終わるまで待機する

人がそばにいると、恥ずかしさから排泄がスムーズに行えなくなってしまう方もいます。下半身に大きめのバスタオルをかけたり、可能であればパーティションなどを設置したりして、プライバシーを確保しましょう。排泄に時間がかかる場合でも、その場を離れたりせずに必ず近くで待機していましょう。排泄が済んだら、トイレットペーパーで拭く、下着やズボンを上げるなども自分でできることはできるだけ自分でしてもらい、できない部分だけをサポートしましょう。

排泄後の様子に気を配る

排泄後にめまいなどがないかを確認し、ベッドへの移動をお手伝いしましょう。排泄後はしばらく体調に異常がないかを気にすることも大切です。

ポータブルトイレの中身を捨てる

ポータブルトイレの中身は、そのまま放置しておくと室内に排便臭が染み付いてしまいます。排泄後はその都度内部のバケツをトイレまで持って行き中身を捨て、バケツをきれいに洗いましょう。

通常の排泄介助の方法とポイント

被介護者がトイレまで移動できる場合には、ポータブルトイレではなく自宅のトイレを利用する方が介護する側とされる側の双方の負担もストレスも大幅に軽減されます。では、通常の排泄介助を行う場合には、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。主なポイントを詳しくみていきましょう。

定期的にトイレまで誘導する

排泄のリズムを見計らい、定期的にトイレまで誘導しましょう。一人で歩くことができる場合も、必ずそばに付き添って転倒しないように見守ります。

できない部分だけをサポートする

ズボンや下着の着脱、トイレに座る、排泄後にトイレットペーパーで拭くなど、一連の動作のなかでできる部分は自分でしてもらいましょう。できない部分に対してのみサポートをしますが、その際に時間をかけてしまうと相手に恥ずかしい思いをさせてしまいます。できるだけ手早く行えるように、サポートの流れを考えておきましょう。

排泄の間はドアの鍵はかけずに、外で待機する

排泄中はプライバシーを確保するためにも、トイレの外に出て待ちましょう。ただし、その際にトイレの鍵は開けたままにしておきます。万が一排泄中に体調が悪くなった時に困るからです。排泄中はできるだけ物音を立てずに、被介護者が落ち着いて排泄できるように配慮しましょう。

排泄後の声かけも忘れずに

排泄が上手にできた時には、そのことを一緒に喜ぶことも大切です。排泄物の状態を確認し、体調に問題がないことを伝えるなど、被介護者が自信を持ったり安心したりできる声かけを行いましょう。

排泄介助を行う際には、被介護者の自尊心を傷つけないよう、上記でご紹介した内容を参考にしてみてください。

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