専門医に聞く!子育てお悩みQ&A

Q.新生児が夜寝ない理由は?対策や寝かしつけのコツ、注意点が知りたい【医師が回答】

2026.04.27 New

#赤ちゃんのお世話 #発育・発達

退院してから赤ちゃんが小刻みに起きてしまい、ぐっすり寝てくれません。赤ちゃんには睡眠が大切という記事を見ると、すごく心配になります。どうしたらぐっすり寝てくれるようになりますか?(生後0カ月)

回答した専門医

三井 俊賢先生の写真

小児科医師 (医学博士)
三井 俊賢 先生
医療法人社団 育心会 理事長

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小児科専門医、小児科指導医。慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程を修了後、慶應義塾大学病院に勤務し、同小学校・中学校で校医としても子どもたちの健康に携わってきた。医療法人社団 育心会を立ち上げ「すべては子どもの笑顔のために」という想いで、小児科の枠を超え、子どもを取り巻くさまざまな面から包括的に支える診療に日々励んでいる。現在、3人の子育てに奮闘するパパとして、親御さんの気持ちに寄り添いながら、子どもたちやご家族に安心と笑顔を届ける医療を目指している。

A.新生児期は、小刻みに起きているようで寝ていることもあります。しっかり授乳をして寝かせましょう

新生児期の赤ちゃんは睡眠リズムが大人とは違い、小刻みに寝て起きるパターンを繰り返しています。そのため、一見起きているように見えても実は眠っているということもあります。新生児期は基本、赤ちゃんの睡眠サイクルに大人が付き合うことが大切です。

この時期の赤ちゃんは睡眠環境を整え、おなかがいっぱいになれば眠くなります。しっかり授乳をしたら、ベッドに寝かせて体をやさしくトントンしてみましょう。うまく寝付けないようなら、しばらく抱っこをして寝かしつけてもよいでしょう。

新生児が夜寝ない6つの原因

抱っこされている赤ちゃん

新生児期の赤ちゃんは昼夜を問わず、少し寝てはおなかがすいて起きるというサイクルを繰り返しています。大人のように夜まとめて寝ないのには、赤ちゃんの睡眠の発達が大きく関係しています。
新生児期の赤ちゃんが夜寝ない主な原因は次のとおりです。

昼夜の区別がまだついていない

大人が昼間に活動して夜になると眠くなるのは、24時間周期のリズム(概日リズム)が整っているためです。しかし新生児は、この24時間周期のリズムがまだ未発達です。昼と夜のリズムができていないため、おなかがすいたり不快感があったりすると昼夜問わず目を覚ましてしまいます。
ただし、昼夜の区別をつけていくためにも朝は部屋を明るくし、夜は暗くするようにしましょう。

睡眠サイクルが大人とは違う

赤ちゃんは生まれたときから、浅い睡眠と深い睡眠とその中間の睡眠で構成された睡眠リズムを持っており、それを一定の間隔で繰り返しています。
しかし、新生児の睡眠は全体の約半分が浅い睡眠で構成されています。浅い睡眠のときは少しの刺激で目を覚ましやすく体もよく動かすため、こまめに起きているように感じられます。

おなかがすいている

赤ちゃんはおなかがすいていると目覚め、泣いて周囲に訴えます。目を覚まして泣いているときは、おなかがすいているのかもしれません。新生児期は赤ちゃんもママも授乳に不慣れで、母乳の場合は上手に飲めていないことも多いでしょう。頻繁に目を覚まして泣き、体重の増加ペースが遅い場合は、助産師などに相談の上でミルクを足すのも1つの方法です。

睡眠環境が整っていない

赤ちゃんが落ち着いた快適な環境で眠れているか確認しましょう。暑い、寒い、肌着や寝具などの肌触りがよくない、周囲が騒がしい、明るいなどの環境では、赤ちゃんは落ち着かず、眠りにくい場合があります。
ただし、生活音には赤ちゃんは慣れていくので、少しも音を立てないようにと必要以上に気を遣う必要はありません。

体調がよくない

赤ちゃんは体調がよくないときには、寝付けずに力なく泣いたり、泣き叫んだりすることがあります。心配なときは体温を測り、38度以上あるときは病院に連れていきましょう
また、衣類を着せすぎると熱がこもって体調に影響します。汗をかいていたら1枚脱がせましょう。

寝付くのが苦手

新生児にも個人差があり、寝付くのが上手な子がいれば、苦手な子もいます。すんなり眠れずぐずるようなら、抱っこで寝かしつけてもよいでしょう。

新生児が夜寝ないときの5つの対処法

新生児のおむつ替え

新生児が夜寝ないときには、いろいろな方法を試してみると、その子に合ったスタイルが見えてきます。手応えを感じたらしばらく続けてみるとよいでしょう。また、大人もできるだけ睡眠を多くとって、体力を回復するようにしましょう。
新生児が夜寝ないときの対処法は次のとおりです。

授乳をする

赤ちゃんが目を覚ましてぐずっているときは、授乳をしておなかを満たしてあげましょう。おなかがいっぱいになれば自然と眠くなるものです。
新生児の場合、基本は赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてかまいません。ただし、たくさん飲ませたのにぐずり出したときや、間隔が1時間も空いていないときは、あやすなど授乳以外の方法を試してみましょう。おなかがいっぱいになりすぎると眠れないこともあります。

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抱っこなどスキンシップをとる

新生児でもママやパパの抱っこが気持ちいいことを知っています。抱っこされると安心して眠りやすくなるでしょう。ほかにも、ベッドに寝かせて体をやさしくトントンする、さするなどのスキンシップで寝かしつけてもよいでしょう。

おくるみでモロー反射を抑える

赤ちゃんは、大きな音などの刺激を受けると手を広げてビクッとするモロー反射を起こします。この自分が起こしたモロー反射で目を覚ましてしまう、というのはよくあります。
モロー反射を抑えるために、おくるみで包んで寝かせるという方法もあります。ただし、包むときには脚に注意しましょう。赤ちゃんの脚はM字型になっているのが正常です。脚をまっすぐ伸ばしておくるみで巻いてしまうと、股関節脱臼を起こす恐れがあります。

睡眠環境を整える

睡眠環境の中でも気をつけたいのが、暑さ寒さです。なかでも寒さを心配して着せすぎてしまっているケースが多くあります。
そのほか、周囲がうるさくないか、照明がまぶしすぎないかなどにも注意してみましょう。
また、おむつ替えをして仕切り直すと睡眠モードに入ってくれることがあります。おむつや衣類がよれて眠りにくくないかも確認しておきましょう。

体調が悪くないか確認する

泣き方がおかしい、体がいつもより熱い気がするというときは、すぐに体温を測りましょう。いつもより体温が高いときは母乳やミルクを飲ませ、衣類を1枚脱がせてしばらくたってから測り直してみます。38度以上あるときはすぐに受診しましょう。

新生児が夜寝ないときの注意点

夜泣きする赤ちゃん

まだ育児に慣れていない新生児期のママ・パパにとって、「赤ちゃんが寝ないこと」はとても大きなハードルですが、赤ちゃんとしっかり向き合っているうちに、解決策がきっと見えてきます。ほかにも気をつけることを確認しておきましょう。

長時間目を離さない

赤ちゃんが寝てくれないならと、つい目を離したくなることもあるでしょう。しかし、長時間放っておかず、どうしてもその場を離れる場合は必要最低限の時間にしましょう。この時期はちょっとした事故でも命に関わる危険があります。

添い寝は避ける

赤ちゃんとの生活に慣れてくると、同じベッドや布団で一緒に寝る「添い寝」のほうが楽だと感じることが出てきます。
しかし、これはとくに赤ちゃんが自分では顔を動かせない低月齢のうちはやめましょう。眠っている間にママやパパが赤ちゃんの上に覆いかぶさってしまい、窒息させてしまうという痛ましい事故が多発しています。

強く揺さぶらない

赤ちゃんが寝てくれないと、大人も睡眠不足になりがちです。
「乳幼児揺さぶられ症候群」は、睡眠不足などから精神的に不安定になった大人が、なかなか寝てくれない赤ちゃんに対して感情的になり、強く揺さぶってしまうのが原因となって起こることが多くあります。
強く揺さぶらないように気をつけるのはもちろんですが、大人が睡眠不足にならないよう、周囲の手を借りるなどの対策を行うことがまず大事です。

新生児は理由なく寝ないこともある

新生児も一人の人間です。毎日同じ時間に、スイッチオフするように寝てくれるようにはいきません。ママやパパには理由はわからなくても、何らかの理由ですんなりと寝ないこともあります。そんなときは、「今日は寝たくないのね」と開き直ることも大切です。ゆったりと大きく構えて過ごしましょう。

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