「段取り八分、仕事二分」という格言を大切にしています。入社したての頃は、目の前の仕事に追われることが多く、準備不足から商談でも悔しい思いをしたことがありました。そんな時に、著名なプレゼンターですら登壇前には何百回も練習をしてから本番に臨むということを知り、私も商談前には、納得するまでプレゼンテーションの練習を繰り返すようにしました。この時に身に付けた「段取り八分、仕事二分」が、現在も取引先とのよりよい信頼関係構築への一助となっています。
プレゼンテーションの練習をした際の録音は今でも手元に残していて、「準備を怠らなければ今回もきっと大丈夫」と自分を奮い立たせるお守りになっています。自分の役割を果たし、責任を全うするという目的を果たすための事前準備は、今後も大切にしていきたいと思っています。

メンバー、チームのパフォーマンスを最大限に伸ばすことがリーダーの大きな仕事です。一人ひとりの個性を尊重し、メンバーが自信を持てないときには、不安な気持ちに寄り添って背中を押してあげ、力を引き出すことを心掛けています。また、お取引先様とより強固な信頼関係を築くためにも、先方の幹部と積極的なコミュニケーションを取り、事前に提案の方向性や取り組みの像合わせを図るなど、「リーダーだからこそできること」に率先して取り組んでいます。一人の力では解決が難しいことも、メンバー全員で力を合わせて取り組み、成し遂げられるチームを作ることができる点に、リーダーとしての大きな喜びとやりがいを感じています。

私の目標は、小売業に一番信頼していただけるビジネスパートナーとなることです。その実現に向けて、先方の売上・利益に貢献するだけでなく、お取引先様の企業価値向上にも貢献できるような提案をしていきたいです。また、リーダーとして、みんなが同じ目的意識をもち、自分の役割に向き合い、責任を果たす、そのような組織を作り上げていきたいと考えています。