花王グループカスタマーマーケティングでは働き方のさらなる変革を推進し、個人・組織の生産性を向上させ、より大きな成果を出すための働き方を追求しています。
出社と在宅勤務を組み合わせて、双方のメリットを活かしていく働き方「KCMKニュースタイル」は、社員の様々なチャレンジを後押しし、社員一人ひとりのやりがい・エンゲージメントを高めていくことを目的としています。より一層多様な働き方を実現し、自分の未来を自ら創っていけるようになることを目指した、KCMKニュースタイル。
ここでは、KCMKが挑戦している「場所や時間に縛られない柔軟な働き方」についてご紹介いたします。
自分に最適な働き方を選べる
フレックスタイム制度
KCMKではフレックスタイム制度を2018年より導入しております。標準の勤務時間は8時30分~17時で、実働時間は7.5時間と設定されていますが、始業及び終業時刻は社員の裁量に委ねられ、フレキシブルタイムとして定められている7~20時の時間帯の中で勤務することを基本としています。働く時間の柔軟性を高めることで、育児や介護といった個人の事情に合わせられるほか、業務の都合にも臨機応変に対応しながら働くことも可能となり、全社員でより一層、効果効率や生産性を意識した仕事の仕方にチャレンジし、メリハリのある働き方を目指しています。
ライフスタイルに合わせて働く場所も自由に
どこでもWork
2021年、在宅勤務制度拡大の一環として、自身の働く場所を問わない働き方が選択できる制度“どこでもWork”を導入しました。
“どこでもWork”の適用により、介護・看護のため、勤務地に通勤できないような場合でも働き続けることが可能となり、様々な事情(仕事や生活に大きな影響を及ぼすような事情)を抱えていても現在の仕事や将来のキャリアを諦めることなく、社員がより高い目標にチャレンジできるよう支援していくこと目的としています。なお、今後制度適用対象者を拡大していく予定です。
オフィス出社との組み合わせで効率よく
在宅勤務制度
当初、制度適用の対象者は育児・介護事由に限定しておりましたが、現在では、社員にとって、より効率的で生産性の高い働き方を実現するため、適用事由の制限をなくし全社員が利用できる制度にしました。また出社による社員同士の直接コミュニケーションの機会を一程度設け、相互の知的刺激や創発への気付きが生まれやすい環境づくりを行っております。
自らの役割と期待される効果、緊密なコミュニケーションを通じた業務の質と生産性の向上を前提に、多様な個人の事情にも柔軟に対応できるよう、オフィス出社、在宅勤務といった手段を効果的に組み合わせて双方のメリットを活かした働くことをねらいとしています。
移動時間や隙間時間を有効活用
まるごとフリーアドレス
働きやすい環境整備のひとつとして、KCMK各オフィスに、KCMKグループ社員であれば誰でも利用できるスペースを設置しました。外回りの隙間時間に活用するなど、外出時や通勤時における移動時間を短縮する効率的な働き方を推進することを目的としています。なお、現時点では関東圏のみとなっておりますが、今後は対象場所を拡大していく予定です。
多様な人々が多様なスタイルで繋がっていくことを目指す花王グループカスタマーマーケティング。
共通の志を共有し合うことで、仕事への熱意を高め、個人の能力とやりがいを最大限に引き出すことは企業にとっての重要なテーマの1つです。
私たちは、社員が自分らしく働けるように、一人ひとりが生産性・適性を自律的に考えて働く時間・場所を選択し、新たなチャレンジに向かっていけるような環境であってほしい、と願っています。今後も、さらなる柔軟な働き方を可能とする制度の拡充、社外活動で得た知見によるイノベーションの創出と多様な経験による社員の成長を目的とした越境学習推進や副業支援等、より一層多様な働き方の実現に向けた取り組みを充実させていく予定です。