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冬のかぜ、インフルエンザ対策

うがいの代わりにできることは?

赤ちゃんはうがいができませんが、うがいの代わりにできることはありますか?(しーママ☆ 7カ月)

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うがいと手洗いは、日常的なかぜ予防策として広く知られています。確かに、手洗いは手についたウイルスや菌を洗い流すことができるので、接触感染の予防には役立ちます。しかし、うがいそのものに感染を直接予防する働きがあるかどうかは不確かです。うがいをすると、“のどについたウイルスが追い出せる”ような気がしますが、それはイメージの部分が大きいと思います。
 
むしろ、うがいの効用はのどの粘膜を潤すことにあります。冬の空気は乾燥しているので、のどの粘膜を傷めます。粘膜が荒れるとウイルスがつきやすくなるので、うがいはのどの粘膜を守って、間接的にかぜ予防に作用しているのかもしれません。
 
うがいのできない時期なら、飲み物でのどを潤すことで同じような作用が得られます。ことに、暖房を使っていると室内の空気が乾燥して、のどの粘膜が乾きがちですから、時々湯冷ましやお茶などエネルギーのない飲み物でのどを潤してあげましょう。
加湿器を使って、室内の湿度を上げるのもよい方法ですが、その場合は加湿のし過ぎによってカビが発生しないように注意してください。
 
また、かぜにかかっても軽くすむように、ふだんから赤ちゃんの体調管理に努めることも予防の一策です。大人の夜ふかしに付き合わせない、昼寝の時間帯に外出に連れ出さないなど、日頃の生活リズムを乱さず、規則正しい生活を送らせるようにしましょう。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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