赤ちゃんとママ・パパのための情報
おしゃぶりをくわえると寝ぐずりがおさまるのは、乳首を吸うのと同じような感覚が得られて安心するからです。いってみれば、お母さんに抱かれる安心感の代わりがおしゃぶりになっていたとも考えられます。
新生児のころからおしゃぶりをくわえていたようですから、おしゃぶりが大事な入眠儀式になっていたのでしょう。また、お母さんも、おしゃぶりをくわえさせさえすれば…と、ほかの方法ではなくおしゃぶりに頼って寝かしつけていたのかもしれませんね。
いきなりおしゃぶりなしで寝ることになったため、眠りが浅くなったときに自分をなだめる手だてが見つからず、泣いてしまうのです。子どもによっては、おしゃぶりが指しゃぶりに変わったり、シーツや毛布の端を指でまさぐったりと、別の方法を編み出す場合もあります。このお子さんは、それが見つからないのでしょう。
しかし、背中を軽くたたいてあげればすぐに落ち着くのですから、体を触れられることで安心することを覚えたわけです。一晩に何回も泣くとたいへんかもしれませんが、1時間近く激しく泣くというほどでもないようですから、今の方法をしばらく続けてみましょう。おしゃぶりに代わるスキンシップが夜泣き対策の決め手です。お母さんの存在が確認できる添い寝や、背中をトントンされる心地よさに安心すれば、そのうちに夜泣きはおさまるでしょう。せっかくとれたおしゃぶりを再び復活させることは避けてください。
医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。
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1歳4カ月まで、おしゃぶりをさせていました。新生児の頃はおしゃぶりさせても、かなり夜泣きがひどかったのですが、これまではおしゃぶりが口からはずれては、たまに夜泣きする程度でした。しかしおしゃぶりをやめさせてから、一気に夜泣きがひどくなり、いまだに目をつぶりながら泣きます。背中をトントンたたくと落ち着くのですが、夜中に何度か泣いてます。対策はあるのでしょうか?
(ばぼ 1歳9カ月)