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気になる子どものくせ

もうすぐ3歳なのにおしゃぶりが手放せない

くせといっていいのかわかりませんが、おしゃぶりがやめられなくて困っています。機嫌のいいタイミングを見計らってまめにはずすようにしていますが、日常的に吸うのをやめることができません。一度、思い切って隠してみたのですが(もちろん本人の了解を得て)、かんしゃくを起こしてしまい、その日1日大変な思いをしました。下に弟がいるのでやきもちも焼きます。そのときは抱っこをするなどして十分にかまってやっていると思うのですが、どうしたらやめてくれるかわかりません。(kuri 2歳10カ月)

機嫌のよいときを見計らってはずす、ということはお母さんがはずさないとほぼ1日中おしゃぶりをくわえているのでしょうか。楽しいときでもおしゃぶりが手放せず、口から入れたり出したりしているのなら、それこそくせになっているのだと思います。

もうすぐ3歳の誕生日ですから、それをきっかけに卒業させてしまいましょう。みんなから祝福される誕生日は弟ではなく自分が主役です。そのときに「もう3歳なんだから、これは捨てようね。赤ちゃんのだからもういらないのよ」と言って、本人に捨てさせます。そして、その行為をみんなでほめて、おしゃぶりの代わりに今度はこれで遊ぼうと、子どもが気に入るようなおもちゃをプレゼントしてはどうでしょう。
さらに、その日は弟はパパにみてもらって、お母さんをひとり占めさせてあげます。

以前、隠して忘れさせようとしたのに失敗したのは、納得したとはいえ突然だったのと、おしゃぶりに代わる安心感が得られなかったのでしょう。今回は、あらかじめ「誕生日にはやめようね」と伝えて心の準備をさせたうえで、その日がどんなに楽しいかを期待させるといいでしょう。もし、その後かんしゃくを起こしても、もう復活はなしです。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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