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おしりまわりの心配

うんちの異臭・悪臭って、どんなにおい?

うんちがゆるくても、「異臭や悪臭がしなければ安心して」と言われますが、どんなにおいが異臭・悪臭なのでしょう。母乳だけの頃は、すごく酸っぱいにおいで心配したけれど、これがあたりまえとのことでした。今は離乳食が進み、とても臭くて立派な悪臭です。(セリタン 8カ月)

うんちのにおいは、腸内細菌の影響で生じます。
母乳やミルクしか飲んでいない時期の赤ちゃんのうんちは甘酸っぱいにおいですが、これは乳類に多く含まれるビフィズス菌などが主役を占めているからです。やがて離乳食が進むと大腸菌が増えて、大人のうんちのにおいに近づきます。
 
でも、これは自然な変化で心配なことではありません。お母さんは、「とても臭くて立派な悪臭」と感じているようですが、いわゆるうんち臭さが生じてきたのは、食事内容の変化に伴うものです。
 
異臭・悪臭は、それとは別で、通常より腐敗させる菌が腸内に増え過ぎ、腸内細菌のバランスがくずれて起こる臭いガス、臭い便です。
まだ、母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんで、大人のウンチのようなにおいがしたら、異臭・悪臭と思ってよいでしょう。離乳食を開始した後なら、明らかに吐き気を催すような、あるいは鼻をつく腐敗臭、酸臭のときは要注意です。ほとんどの場合、下痢を伴いますから、このようなときはすぐに受診しましょう。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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