赤ちゃんとママ・パパのための情報
妊娠前にお酒をたしなんでいた人にとって、妊娠中と授乳中あわせて2年近いブランクはつらいかもしれませんね。酩酊するほどのお酒は当然避けるべきですが、晩酌で夫との楽しいひとときをつくったり、赤ちゃんを寝つかせてから軽くお酒を飲んでリラックスする程度なら良いでしょう。お酒を飲むかどうかにかかわらず、そうした時間をつくることは育児中も必要です。
缶ビール(350ml)1本程度で妥協できるなら、飲んでも良いのではないでしょうか。アルコールは母乳に出ますが、授乳後にその程度の量を飲む範囲なら、次の授乳までに分解されて排泄されてしまいます。
医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。
お酒が大好きで妊娠が分かるまで毎晩晩酌していました(缶ビール1本と焼酎のお湯割を4~5杯程度です)。妊娠中は禁酒していましたが、出産してからは時々ビールを飲んでいます。飲酒と授乳の関係についてネットで少し調べましたが、賛否両論。どう考えたらよいのでしょう。
(4カ月 さくら)