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発達の心配

パパになつかない

男の子なのですが、なかなかパパになついてくれません。おむつ交換・着替え・お風呂・ごはん・抱っこなど、パパが何かをしようとしても必ず「ママに!」と叫んで泣いてしまいます。パパは育児に協力的で、手のすいているときは子どもたちに接してくれています。2人目が6カ月で、上の子ばかりをみているわけにもいかず、もう少しパパっ子になってくれたらと思うのですが。(BABYウサギ 2歳6カ月)

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下の子が生まれて6カ月。昼間1人きりで2人の面倒を見なくてはいけないお母さんは大変ですね。でも、小さなお兄ちゃんも、きっといろんな面でそれなりに我慢をしいられているはずです。赤ちゃんにお母さんをとられたような不安感もあるでしょう。

お父さんになつかないわけではなく、下の子が生まれて急に独り立ちさせられ、以前のようにお母さんにかまってもらえなくなった寂しさが「(パパではなく)ママに!」と言わせているのだと思います。

ご主人が育児に積極的なのは幸いで、それだけにお母さんもお父さんに育児の分担を期待する気持ちもわかります。ただ、お父さんがいるときに何もかも「パパにしてもらいなさい」と言ってお母さんが手を引くとかえって逆効果です。「パパがいると、ますますお母さんが遠くに行ってしまう」というような気持ちをかき立ててしまいかねません。
ひとまず、お父さんがいるときは下の赤ちゃんをお父さんにみてもらい、お母さんはお兄ちゃんの相手をして満足感を得られるようにしてあげるといいですね。下のお子さんは、まだお母さんでもお父さんでも、快適な状況にしてもらえればあまり気にしないはずです。まず、上の子の「お母さん、ボクを忘れないで」という気持ちにこたえてあげることです。

そうするうちに「お母さんは以前と変わらず自分のことを好きなんだ」と自信が持てると、お父さんともより親密な関係を築けるようになります。
とくに2歳頃からは、体を使ったダイナミックな遊びが楽しくなる時期です。お父さんならではの遊ばせ方でパパの魅力に触れさせてあげましょう。休日は、公園での外遊びに誘ってもらってもいいですね。
また、ご主人には「何でパパになつかないんだろう」などの不安は口にせず、「今は私に甘えたい時期なのよ」と、上の子の気持ちを代弁してあげるようにしましょう。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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