赤ちゃんとママ・パパのための情報

赤ちゃん相談室

医師との上手なお付き合いの仕方

診療時間が短くて不安なときは?

ふだん診てもらっている小児科は、混んでいるほうだと思うのですが、いつも1、2分で診察が終わりです。鼻水や便秘で大病ではないからでしょうか? パッパッと診て、「はい、いいですよ~」って感じです。適当に診られているようで気になります。(ハイハイ 9カ月)

短時間の診療でも、医師は見るべきところはきちんと診ています。
顔色や機嫌、表情、手足の動きなどを、すばやく見て心配な状態かどうかを全身状態でチェックしていますし、鼻水で受診してくれば、胸の音を聞いて気管支炎や肺炎の心配はないか、咽頭に炎症はないかなどを診ています。また、便秘で相談された場合はお腹が固くなっていないかどうかも診ます。

とくに注意がなかったということは、さほど重大な病気ではないと診断されたということでしょう。医師も「はい、いいですよ」と言いながら大きな病気でなくてよかったと安堵しているはずです。おそらく、必要な事以外は話さないタイプの医師なのでしょう。
そういうときは、診療中にお母さんのほうから質問しましょう。「鼻水が出ていてもお風呂に入れていいですか」とか「便秘を解消するために何かしたほうがいいことはありますか?」というようにです。
医師も、質問されて初めて「そんなことを気にしていたのか」と気づく場合もあるからです。ただし、混雑している病院であれば、次の受診を待っている人のことも考えて、質問事項をあらかじめメモしていくなどして要領よくしましょう。

なお、質問しても満足な返事が得られず、「何となくこの先生とは合わない」と感じたら、かかりつけ医を変えてもいいでしょう。お母さんと医師の相性のよしあしも、かかりつけ医を選ぶ1つの目安だからです。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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