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市販薬の使い方

夜泣きや、かんの虫封じの薬って?

最近、夜泣きが始まりました。「宇津救命丸」や「樋屋奇應丸」などのお薬を使ってみたいと思うのですが、どうなのでしょう。(1歳 りみママ)

生薬を配合した薬ですが、実際に使用したお母さんたちのお話を聞くと、それなりに効くようです。夜泣きが激しい場合や、いわゆる“かん”が強い赤ちゃんでは使ってみてもよいでしょう。

ただし、自然の生薬を配合して作られたものであっても、薬であることに変わりはありません。
使用にあたっては、説明書にある用法・用量をきちんと守り、効果があった場合でも漫然と使い続けることはせず、時々服用を中止して様子を見て、薬なしでもやっていけるようになったかどうか確認しましょう。

夜泣きの原因はさまざまで、睡眠リズムの節目にあたったことや、昼間の生活リズムなどの影響もあります。
また、“かんの虫”というのも、どういう状況を指すのかなかなか判断の難しいところです。お母さんにとっては訳の分からないぐずりも、赤ちゃんにしてみれば「眠いけれど(お腹がすいていて、あるいは暑くて・寒くて、遊び足りなくて)なかなか寝つけないよぉ」ということだったり、「いろんなものに興味があるのに、思うように動けない!」ということかもしれないのですね。

病気ではないけれど気になるという場合、穏やかな効き目の漢方には効果があるのかもしれませんが、薬に頼らないと解決しないことばかりではないので、少し時間の経過を見たり、生活リズムを見直す余裕を持つといいのかなという気もします。
なお、病院で相談していただければ、似たような薬(漢方薬)を処方してもらえる場合もあります。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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