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おねしょ

妹におねしょをバカにされるお兄ちゃんがかわいそう…

2歳違いの兄妹で、上の男の子は現在6歳です。下の子が生まれたとき、いったんとれたおむつが戻ってしまったのですが、「これも赤ちゃん返り」と心配はしませんでした。その後、再び昼間のおむつはとれたのですが、おねしょがいまだに治りません。最近、4歳の妹は夜昼ともにおむつを卒業し、お兄ちゃんのおねしょが気になりだしました。妹からもバカにされてかわいそうです。また、体格が大きくなって夜間の尿量も多くなり、後始末にイライラします。どのように接したらよいのでしょう。(うさこ 6歳4カ月)

妹が生まれて、お兄ちゃんもストレスを感じていたのでしょう。おねしょが続く原因は、生理的な発達の未熟さというより、精神的なものが大きいように思います。このお子さんがそうとは断定できませんが、「かまってほしい」という気持ちが、おねしょとなってあらわれる場合もあるからです。

お母さんのイライラは理解できますが、それでもあせらず、怒らずの姿勢で、ゆったり成長を見守ることを続けてください。何より、いちばんつらいのはお兄ちゃん本人です。紙おむつやおねしょパンツを利用したり、布団にも「おねしょシーツ」を使うなどの工夫をして、後始末が楽にできるようにしながら、お兄ちゃんに恥ずかしい思いをさせないようにしてあげましょう。「おねしょをしても、ちゃんと受け止めてあげるから安心してね」という気持ちは伝え、しかし、一晩おねしょをせずにすんだ日は「よかったね」と励まして、精神的な自立をそれとなく促していくことが大切です。

たとえ兄妹といっても、おねしょはデリケートな問題です。お兄ちゃんの失敗を妹に知られないように配慮してあげましょう。妹がお兄ちゃんをバカにするような言動をとったときは、別の面でお兄ちゃんのほうがすぐれている点をあげて、おねしょの1点で人の優劣が決まるわけではないことを知らせてください。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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