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男の子には“立っておしっこ”を教えたほうがいい?

男の子にトレーニングする場合、おしっこは座ってさせることから始めればいいのでしょうか、それとも立ってすることからなのでしょうか。座るのが先だとしたら、いつから立ってすることを教えればいいのですか? (ペンネームなしさん 2歳2カ月)

男の子は最終的に立っておしっこをするしつけをすることになりますが、最初からそれを教える必要はないでしょう。

いわゆる“立ちション”をするには、トイレでパンツを下げ(あるいは脱ぎ)、立った姿勢で便器に向けてちゃんと放出しなくてはなりません。それには足腰がしっかりしていることや、指でおちんちんを支えることなど、いろいろな要素が必要になってきます。

2歳前半であれば、まだ、たまったおしっこを感じてモジモジしたり、それを察知したお母さんに「シー」と促されて、ようやくトイレで排泄できるレベルでしょう。おしっこが出る、出そうとわかったばかりの時期ですから、「出すぞ」と気持ちを切り換えて排泄するので精一杯のはずです。

最初からいくつもの課題を与えてしまうのは好ましくありません。今から立ってすることを教えても失敗が多いでしょうから、トイレを汚されることにお母さんもストレスを感じてしまう心配もあります。とりあえず、出る前にタイミングよくトイレに連れていくことを優先して、便器に子ども用の補助便座をつけて座らせたり、抱きかかえておしっこをさせることから始めてみましょう。

出る前に教えることが増え、トイレまで待って用を足せるようになって余裕が出てくる3歳頃から、立ってすることを覚えさせても全然遅くありません。なお、立ちションの要領を教えるのはお父さんのほうが上手かもしれません。お父さんがするところを見せたり、お父さんにトイレに誘ってもらい上手にマスターさせるといいですね。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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