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トイレ・トレーニング

言葉が遅い子のトレーニングはどうしたらいい?

ようやく単語が10語ほど出てきたばかりです。こちらの言うことはだいぶ理解しているのですが、言葉の遅い子のトイレ・トレーニングはどうしたらいいのでしょう。(みい 2歳)

言葉の出方には個人差が大きく、2歳前に「○○、あった」などと意味のある二語文が話せる子もいれば、単語がいくつか出ているだけという場合もあります。しかし、話せる言葉の数の多さと、相手の言うことをどれだけ理解できているかとは別です。自分から話す言葉は少なくても、「これ、ナイナイして」というとおもちゃを箱に入れたり、「ちょうだい」と言う問いかけに答えておもちゃを手渡してくれるようなら、言葉の意味を理解する力が育っている証拠です。

みいさんは、赤ちゃんがこちらの言うことをかなり理解していると感じておいでのようですから、会話でお母さんの意思が通じたり、片言や身振りで赤ちゃんが意思を伝えていることを実感できているのでしょう。

そうであれば、少しも心配はありません。言葉で表現できなくても、おしっこが出たあとでお母さんのところにすり寄ってきたり、モジモジする様子が出てきたら、すばやく察知して「シーシ出たかな。あっ出てた。よかったね」などと言葉と笑顔で返してあげるといいでしょう。

そうしたことの繰り返しの中で、赤ちゃんも自分の排泄の感じとお母さんの言葉を結びつけ、しかも出たことをお母さんが喜んでくれると感じていきます。そして、言葉で表現できるようになったとき、お母さんを通じて覚えた言葉を使って自分の意思を伝えるようになります。身振りやしぐさでの会話を受け止めつつ、遊びや日常生活の中で言葉のシャワーをいっぱいかけてあげましょう。お母さんが言葉がけを十分にしていけば、赤ちゃんの中には少しずつその意味が蓄積されていきます。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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