赤ちゃんとママ・パパのための情報
女の子では、新生児期に生理のような出血をみることがあります。出血といっても量はきわめて少ないのですが、やはりびっくりしますよね。これは、ホルモンの影響による現象で、新生児に特有のことです。
赤ちゃんは、胎内ではお母さんの女性ホルモンの影響を強く受けていましたが、出生にともないお母さんからの女性ホルモンの影響はなくなります。これによる消退出血が、性器からの出血です。赤ちゃん自身によるホルモン環境が安定してくるととまります。治療は必要ありません。
医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。
女の子です。たまに、おむつにほんの少しですが血がついていることがあります。調べても傷などはなく、性器からの出血のようなのですが。
(こじこじ 0カ月)