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性器の心配・気がかり

おむつ替えのときに「痛い、痛い」と言う

紙おむつをはかせるときに、見た目はどうもないようなのですが、「痛い、痛い」と言います。何か目に見えない病気があるんでしょうか?(翔ママ 1歳5カ月)

「痛い、痛い」と言うときの表情はどうでしょう。本当に痛ければ、顔をしかめて泣いたり、逃げ出そうとします。ケロッとした顔で言っているのであれば、まず心配はないと思います。
ほかにはどんな場面で言っているでしょう。本当に痛い思いをしたときだけでなく、嫌なこと、気に入らないことに対しても「痛い、痛い」と言っていないでしょうか。

この月齢の頃は言葉を1つ1つ覚えていく時期ですが、必ずしも的を射たことを話すとは限りません。一方で、ひとり歩きもでき、動きたくてたまらない頃です。「痛い、痛い」は、おむつ替えの間、しばし自由な動きを拘束されることに対して、(早くしてよ)という意味で、覚えた言葉を発しているだけなのかもしれませんね。
もしかすると、おむつを替えるときに、お母さんが「早く替えないと“痛い、痛い”になるよ」というような声かけをしていた可能性もあるのでは?

もうひとつ、それとは別に振り返ってほしいのは、おむつ替えのときに無理な姿勢を強いていないかということです。きつく足を持ったりしていないでしょうか。
パンツ型の紙おむつは立ったままでもはかせられ、あてていても動きやすく、ひとり歩きが始まった子どもにはたくさんメリットがあります。
つかまり立ちでおむつ替えするときは、無理に動きを制止するのではなく、「こっちの足を入れてね」と足に手を添えながら声をかけて動きを促しましょう。
着替えのときも同じですが、声をかけながら子どもにも参加させます。さらに、「おむつを替えると気持ちいいね」と話しかけてください。それが、今後のトイレ・トレーニングをスムーズにすすめる秘訣にもなります。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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