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夜泣きについて

3歳近いのに、まだ夜泣き

2歳7カ月の息子は、いまだによく夜中に泣き叫んでいます。寝る前の哺乳びんもやめられず、夜泣きのときも哺乳びんでなだめながら寝かしています。この月齢までこんな調子なので主人も心配しています。1歳3カ月の妹がまだ卒乳していないのも関係あるのでしょうが、夜泣きには疲れてしまいます。(みちしるべ 2歳7カ月)
 
2日に1回くらいのペースで夜中に突然泣き出します。だいぶ話せるので「どうしたの?」と聞いても泣くだけで何かわかりません。抱っこしようとしても触ると怒ったり「抱っこ?」と聞いても「いやや~」と泣いて、どうすればいいのかわからず、結局落ち着くまで待つしかないのです。苦にはなりませんが、夜中に起きずにゆっくり寝たいな~と思います。個人差があるとは思うのですが、どうしてなのか理由が知りたいです。(ゆず 2歳11カ月)

3歳近くなると、言葉も豊富になって自分の気持ちを伝える手だてもできてきます。夜泣きが激しい場合は、それを損ねるような理由が何かあるのかもしれません。昼間の生活はどうでしょうか。お友だちとの遊び方、子どもの要求が通らなかった時の我慢のさせ方などを振り返ってみましょう。
 
みちしるべさんの場合は、もっとお母さんに甘えたいという気持ちが、夜泣きの原因の1つと考えられます。哺乳びんがやめられないのも、おっぱいを飲んでお母さんに抱かれている妹が羨ましいのでしょう。
昼間、もしくは寝る前に、たとえ10分か15分でもよいので「お兄ちゃんタイム」を作ってあげましょう。膝に抱っこして絵本を読み聞かせたり、その日にあった楽しかったことを話したりする時間を作ってみてください。男の子は体を使った遊びも大好きなので、ボール投げやサッカーごっこをしてもいいかもしれません。
思いきりお母さんに甘えられると安心感が芽生えて、夜泣きもおさまってくるのではないでしょうか。
 
そのうえで、哺乳びん卒業を考えます。「●月1日だから」「誕生日と同じ日だから」など、きっかけは何でもよいのですが、「もう大きいんだからやめようね」と納得させて片づけてしまいましょう。目の前でゴミ箱に捨ててしまうのが諦めがついてよいのですが、妹さんのために残しておきたいなら、後でこっそり回収しましょう。
 
ゆずさんの場合は、日常生活が具体的にわからないのでアドバイスしにくいのですが、お母さんが夜泣きをゆったり受け止めているようなので安心できます。おっしゃるように個人差があり、原因をつきとめるのは難しいものです。トイレ・トレーニングや、友だちとのトラブルでとくに神経質に対応しているのでなければ、もう少し様子を見てみましょう。ある日突然、夜泣きがおさまることも多いものです。
ずっとおさまらなくて心配なときは、かかりつけの小児科か3歳児健診で相談してみてもよいでしょう。経験豊富な小児科医なら、子どもの発育や子どもとお母さんの様子を見ただけで心配なものかどうかがわかります。医師から「心配ありません」といわれれば、お母さんも安心できるでしょう。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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