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夜泣きについて

2歳を過ぎて夜泣き。どこか悪いの?

赤ちゃんの頃はほとんど夜泣きがなかったのに、最近になって夜泣きとまではいかないのですが、グズグズすることがあります。「2歳過ぎての夜泣きはよくないんだよ」と心ないことをいう人もいて結構気になります。怖い夢を見たときはすごい泣き方をするのでわかるのですが、夜中に何度もぐずると本当にどこか悪いのか気になってしまいます。(しーちゃんのママ 2歳2カ月)

寝ぐずりすることが出てきて、何となくその話をしたら気になる周囲のひと言。今まで夜泣きの悩みがなかっただけに、心配になったのですね。
 
たしかに、夜泣きの相談は2歳頃になるとぐんと減ってくるのですが、「2歳を過ぎての夜泣きはよくない」という説に、医学的な根拠はないので安心してください。また、たまに夜泣きすることが、何らかの病気の兆候というのもあまり考えられません。
 
2歳頃になると、昼間のいろいろな経験を記憶する力も育ち、その時々に受ける感情も豊かになりますから、それが夢となって浅い眠りのときに夜泣きを誘発しているのかもしれません。2歳を過ぎて夜泣きしても、ちっともおかしいことではないのです。
 
しーちゃんのママさんは、怖い夢を見たときの夜泣きとそうでないときの寝ぐずりをちゃんと見分けていますから、冷静な目を持っているように思います。
ただ、2歳くらいの時期は、まだまだ自分中心の頃です。昼間、我慢することが多かったり甘えることができないと、夜中にグズグズと甘えたような泣き方をすることもあります。そのような点さえ心配りしていれば、なにも問題はないと思います。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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