2025.05.29 New
#マイナートラブル
妊娠初期は、新しい命を授かった喜びの半面、さまざまな体の変化にとまどうこともあるでしょう。まだ体調が安定しにくく、つわりなどの不調に悩まされる人も多い時期です。おなかの中ですくすく成長している赤ちゃんを思い浮かべながら、無理をしないで過ごしましょう。
監修した専門医
産婦人科医師 (医学博士)
善方 裕美 先生
よしかた産婦人科院長
横浜市立大学産婦人科客員准教授
プロフィールを読む
日本産科婦人科学会専門医、女性ヘルスケア専門医、日本骨粗鬆症学会認定医。大学病院で臨床研究を通して若手医師の育成に携わると同時に、国際出産イニシアティブ(ICI)に関東圏で初めて認証された分娩施設の院長も務める。女性が本来持っている産む力を活かせるように、そして、ママと赤ちゃんご家族にとって、幸せな出産と育児になるように、安全で自然なお産を守り、産後ケアの充実に取り組んでいる。家庭では3人娘の母。
最終月経の開始日を妊娠0週とし、「妊娠初期」と呼ばれるのは、妊娠13週までです。この時期は、まだ胎盤が完成しておらず、体調が安定しません。無理をしないで過ごし、妊婦健診をしっかり受診することが大事です。
ママの卵子とパパの精子が受精した日が妊娠2週0日で、そこを基準に妊娠40週0日が出産予定日になります。妊娠週数は受精した日を基準として計算されますが、排卵日を知らずに「生理が遅れている」ことで妊娠に気づく場合がほとんどのため、妊娠10週の赤ちゃんの大きさで出産予定日の確認をします。
妊娠1カ月は3週までですが、妊娠が成立するのは妊娠3週ごろなので、この時期はまだ妊娠成立前~着床までということになります。妊娠を希望している人は、妊娠前から知っておきたいこと・気をつけたいことをチェックしておきましょう。
妊娠は、ママの卵子とパパの精子が運命的な出会いを遂げ、無事、受精卵が子宮に着床したときに成立します。卵子の寿命は排卵されてから約24時間、精子の寿命は射精から約72時間です。
受精の確率を上げるには、月経開始日の約2週間後に起こる排卵の数日前から、できるだけ毎日性交渉があることが望ましいでしょう。
受精は子宮からつながった「卵管」の広い場所で起こります。卵子のほうが寿命が短いので、先に精子がそこまで行って、排卵されてくる卵子を待っているほうが受精の確率が上がるのです。
葉酸はビタミンB群の1つで、受精卵の細胞分裂や胎児の成長、DNAの形成に欠かせない重要な栄養素です。食事だけでは十分な量を摂取しづらいため、葉酸サプリメントの活用がおすすめです。妊娠前から葉酸サプリメントを1日400µg摂ると、神経管閉鎖症という赤ちゃんの病気のリスクが低下します。
飲酒は赤ちゃんの形態異常、脳萎縮、発育不全などの原因になります。また、たばこは赤ちゃんの発育に影響するリスクがあります。たばこに関しては、周りの人が吸う受動喫煙でも悪影響がありますし、非燃焼・加熱式たばこや電子たばこも赤ちゃんに影響が出る可能性があります。妊娠を考え始めたら、夫婦共に禁煙しましょう。
受精卵が子宮に着床する妊娠2~3週ごろに少量の出血があることがあります。これが、「着床時出血」です。着床時出血があっても赤ちゃんに影響はありませんが、その出血が本当に着床時出血かどうかは、診察しないとわかりません。妊娠の可能性があり、出血がある場合は念のため婦人科を受診しましょう。
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妊娠2カ月には妊娠が成立し、いよいよ妊娠生活のスタートです。つわりなど体調に関することも夫婦で情報共有し、無理せずおなかの赤ちゃんとの新しい生活へ踏み出しましょう。
月経(生理)が規則的な人は、月経が遅れて1週間経ったころに市販の妊娠検査薬を試してみるとよいでしょう。検査薬が陽性の人、検査薬を試していなくても月経が2週間遅れている人は、婦人科を受診しましょう。そのときに妊娠反応薬で陽性、または胎嚢(たいのう:赤ちゃんを包んでいる袋)が確認できれば妊娠と判断されます。
ただし、胎嚢が確認できても、そこから赤ちゃんが成長できない場合もあります。そのため、1~2週間後の再受診が必要になります。再受診して、赤ちゃんの心拍が確認できれば、早期流産のリスクが低くなるので、ひと安心です。
なお、この時点で受診する婦人科は、出産を考えている病院などではなくても、どこでも大丈夫です。
初診の服装と持ち物
服装:内診があるので、ワンピースやスカートが便利
持ち物:健康保険証、現金、生理用ナプキン(内診で出血する場合もあるので)、最終月経開始日のメモ、(つけていた人は)基礎体温表
妊娠4週~12週ごろは赤ちゃんの臓器がつくられる時期なので、薬やサプリメントの服用は要注意です。なかには赤ちゃんによくない影響を与えるものもあるので、服用する場合は必ず産科医に確認しましょう。
たばこ、飲酒は赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼすので、妊娠がわかったら禁煙・禁酒しましょう。また、カフェインは大量に摂ると胎盤への血流が悪くなるので、できるだけ控えましょう。
X線検査(レントゲン)は、歯の治療で受ける程度の放射線量であれば心配ありません。ただし、妊娠判明後は、必ず検査前に妊娠していることを伝えるようにしましょう。
ほかにも、自転車をできるだけ控える、立ちっぱなし・激しい運動を控える、夜更かししないなど、無理をしない生活スタイルにシフトチェンジしましょう。
妊娠が確定したら、住民票のある市区町村の役所や保健センターで母子健康手帳をもらいましょう。そのときに妊婦健診の公費補助券、妊娠・出産・育児に役立つ冊子などがもらえます。
妊娠が確定する前から、風邪でもないのに熱っぽいなど体に変化が現れ、妊娠に気づく人もいるでしょう。また、妊娠判明と前後して、つわり症状が現れるママもいます。
ただし、つわりの期間や症状はかなり個人差があり、人それぞれです。医師とも相談しながら、自分に合ったつわり対処法を探しましょう。
妊娠初期によくあるマイナートラブル
妊娠が確定したら、産院探しを始めましょう。産院の方針によって選択できる出産スタイルや産後の入院生活は異なります。また、妊娠中や産後のサポート体制も、産院ごとに特徴があります。自分の希望にできるだけ合った施設を慎重に選びましょう。
生まれてくる赤ちゃんの3~5%は、生まれつきなんらかの病気を持っているといわれています。出生前検査は胎児の病気などを調べるものですが、検査時期やわかる病気、精度がそれぞれ異なり、検査をおこなってもすべての病気がわかるわけではありません。専門医による出生前カウンセリングを受け、それぞれの検査のメリット・デメリットについて夫婦でよく理解したうえで、検査を受けるかどうか検討しましょう。
出生前検査の種類
最初は豆粒のようだった赤ちゃんが、だんだん人間らしい体形になって、超音波検査ではぴょんぴょん動いているのがわかる時期です。超音波画像で可愛い赤ちゃんを想像して、楽しい時間を夫婦でたくさん共有しましょう。つわりが続いているママも多いでしょうが、赤ちゃんの成長を励みにして乗りきりましょう。
赤ちゃんの頭と胴体がはっきり区別できるようになるこの時期、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さ(頭殿長)を測り、妊娠週数や分娩予定日を決定します。その結果、当初聞いていた分娩予定日が修正される場合があります。ただし、ここで決定した予定日はその後、変わることはありません。
不妊治療などで受精日がわかっている場合、分娩予定日に変更はありませんが、一般的に排卵日がずれることもよくあるので、妊娠10週で赤ちゃんの頭殿長から出産予定日を確認するのです。
妊婦健診は、ママの体調や妊娠経過、赤ちゃんの成長を確認するため定期的におこなわれます。また、それぞれの妊娠時期に必要な検査もおこなわれます。
受診回数は多いですが、費用は自治体の助成でかなりカバーされるので必ず受けましょう。
妊娠中は、体に負担の大きい作業などが原因で切迫流産になることもあります。妊娠がわかったら配慮してもらえるように、直属の上司には早めに伝えましょう。
また、重いつわりや切迫流産などで療養が必要と医師が判断した場合は、「母性健康管理指導事項連絡カード」を医師に書いてもらい職場に提出すれば、職場は適切な措置を講じることが義務付けられています。なお、職場全体には安定期に入ってから報告する人が多いようですが、職場での人間関係や、仕事内容によっては配慮してもらえることもあるため、よいタイミングを探してみましょう。
妊娠は継続しているけれど、無理をしたら流産になりそうな状態を「切迫流産」といいます。妊娠初期に、医師から「流産の心配があるから安静に」「切迫流産だから安静に」などと指示されるのはめずらしいことではありません。
自宅安静を指示された場合、ママの状態によって安静の度合いが変わります。少しの家事ならOKの場合もあれば、できるだけ横になって過ごしたほうがよい場合もあります。どの程度の安静かを主治医に確認し、指示を守りましょう。
妊娠4カ月は妊娠中期に差しかかる時期です。妊娠13週までは「妊娠初期」ですが、妊娠14週からは「妊娠中期」に入ります。この時期、つわりが落ち着き始め、食欲が回復する人も多いでしょう。栄養バランスを考えながら体重管理をおこないましょう。
まだ見た目では、おなかのふくらみなどの変化がわからない人も多いでしょう。しかし、ママの体形は少しずつ変化しています。
胸やおなかを締め付けたり、身体を冷やしたりしないように、マタニティ用の下着やウェアを準備しましょう。
おなかやバストが大きくなると皮膚に白い溝のような妊娠線ができることがあります。できるだけ妊娠線を少なくするために、今のうちから保湿ケアを日課にしましょう。
妊娠中は、体重が増えすぎても少なすぎても、母体やおなかの赤ちゃんへのリスクが上がります。つわりが落ち着いて食欲が回復したら、体重管理を始めましょう。適切な体重増加の目安はBMI(Body Mass Index)と呼ばれる判定式でわかります。
BMI=妊娠前の体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
なお、体重管理といっても妊娠中のダイエットはよくありません。厚生労働省のサイトで公開している『妊産婦のための食事バランスガイド』*などを参考にして、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。また、適度な運動を習慣にすることも大切です。
これからは妊婦健診や分娩・入院費用などなにかと出費がありますが、経済的にサポートしてくれる国や自治体の制度もいろいろとあります。
なかには申請が遅れるともらえないものもあるので、早めに助成制度について確認しておきましょう。
妊娠・出産でもらえるお金
【誰でももらえる】
【かかった医療費によってもらえる】※傷病手当金はママ自身が社会保険に加入している場合
【育休中のママがもらえる】※社会保険加入などの条件を満たす場合
【退職したママがもらえる】※条件を満たす場合
【該当すればもらえる】
妊婦健診と分娩先を決める流れとして主に以下3つのパターンがあります。
まず、自分はどのパターンにするかを考えましょう。そして、大切なのは「出産する産院をどうするか」という産院選びです。産院には以下のような種類があります。
欧米では大きな病院(周産期センター、大学病院、総合病院)で産むパターンが主流ですが、日本は地域に根差した小規模のリニックによる分娩が半数近くを占めています。
それぞれの施設に特徴がありますが、最も大切なのは医療面での安全性が守られているかどうかでしょう。
新しくできた、部屋がきれい、エステなどのプレゼントがある、食事が美味しいなどの付加価値は、産院選びのポイントにしてもよいと思いますが、できれば実際に足を運び、家からの距離や医師、助産師との相性などを含め、全体的な評価をして決めるのが望ましいでしょう。
持病がある、多胎、子宮の手術経験がある、高齢など、通常よりもリスクが高くなる妊娠・出産の場合は、万が一に対処できる医療体制を重視しましょう。リスクによっては、総合病院などでの管理が必要になる場合もあります。
里帰りする場合は、転院までと転院後、2つの産院を選ぶ必要があります。希望の産院が見つかったら、両方の産院に里帰りすることを伝えましょう。
なかには、里帰り出産を受け付けていない、転院前の受診が必須、分娩予約が早期に埋まる、といった産院もあるため、希望する転院先の産院には早めに確認することが大事です。
産院によって分娩方針に違いがあります。大きく分けると自然の陣痛を待つ方針と、待たずに計画的に陣痛促進剤を使用する方針です。
また「無痛分娩」に関しては、自然の陣痛を待って、痛みが強くなってから麻酔を使用する無痛分娩のほかに、日本では計画的に薬剤で陣痛を起こしたうえで硬膜外麻酔をおこなう「計画麻酔分娩」をおこなう施設もあります。
出産方法や産前産後のサポート体制は、産院の方針にもよります。自分の理想に近い施設かどうかを知るには、口コミだけに頼らず、実際に産院に問い合わせたり見学したりして確認することが大切です。
自宅からのアクセス
取り扱っている分娩方法
立ち会い出産できるかどうか
診療の時間帯や休診日
緊急対応(妊産婦や新生児の緊急時の搬送先、緊急帝王切開に対応できるか、など)
分娩・入院費用
母乳育児指導、母乳相談外来の有無
産前・産後ケアの充実度(両親学級、マタニティヨガ教室、ベビーマッサージ教室など)
入院中の過ごし方(母子同室か別室か、食事など)
病院スタッフとの相性
無痛分娩を検討する際に知っておきたいこと
自然な陣痛を待たずに麻酔を使用する「計画麻酔分娩」がおこなわれる理由の一つが、麻酔科医の人員確保が難しいからです。しかし、世界保健機構(WHO)では、麻酔による産痛緩和は自然陣痛に対しておこなうことを推奨しており、今後の日本における分娩施設体制の課題となっています。また、硬膜外麻酔は母子の重篤な合併症を引き起こす可能性があり、それを防ぐために、国内の関係学会、協議会で安全体制の整備が急がれています。2018年に国際産婦人科連合(FIGO)が先導して「国際出産イニシアティブ」という母子と家族にとって安全かつ快適な出産についての提言を打ち出しました。そこでは、産痛緩和法として、お湯につかる、音楽、マッサージなどのリラクゼーションは有用性があると伝えています。
一般的につわりのピークは妊娠8~9週で、妊娠16週くらいまでに落ち着くことが多いようです。しかし、つわりは個人差が多く、期間も症状も人によってさまざまです。
精神的なストレスや仕事が忙しいなどの身体への負担が、つわりを悪化させることもわかっています。できるだけ、無理なく過ごせるように、パパやご家族、職場の人たちに配慮してもらうようにしましょう。
以下に、どんな症状の場合でも必ず押さえておきたいつわり対策の基本を紹介します。
食べられるときに食べられるものを食べるようにしましょう。赤ちゃんに十分な栄養が届いているのか心配になるかもしれませんが、妊娠初期の赤ちゃんは、母体に蓄えられている栄養で成長することができます。
3食しっかり食べることは難しくても、脱水症状や低血糖を防ぐために、こまめに水分と糖質を摂ることは意識しましょう。
リラックスすると自律神経も安定し、胃腸の働きもよくなります。好きな音楽を聴いたり、香りに癒やされるハーブティーを飲んだりするなど、ママにとってリラックスできる方法を探しましょう。
つわり症状が重くて水分もあまり摂れない、生活に支障をきたす、などの場合は我慢せずに産院を受診しましょう。体重の減少があった場合も受診が必要です。
つわりが重症化すると、脱水や肝障害などの心配があり、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と診断されることもあります。産院では、点滴による補液のほか、腸の動きをよくする薬、ビタミン剤、漢方薬など症状に応じた治療をおこないます。
つわり症状は、吐き気や嘔吐が続く、食べていないと気持ち悪くなる、特定のにおいで気持ち悪くなるなど、人によってさまざまです。つわり対策の基本を押さえたうえで、それぞれの症状に応じた少しでもラクになる方法を探してみましょう。
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妊娠による体の変化によって、さまざまな不調が現れやすくなります。我慢したまま放置していると、体だけでなくメンタルにも悪影響が出ることがあります。気軽に産院に相談しましょう。
妊娠初期に増える黄体ホルモンは腸のぜん動運動を弱くするために便秘になりやすくなります。水分摂取や繊維質の多い食事、適度な運動を心がけましょう。便秘が改善しない場合は、産院で妊娠中も服用できる便秘薬を処方してもらいましょう。
妊娠中はおなかに血流が集中するため、頭の血圧が下がり、起立性低血圧(立ちくらみ)がおこりやすくなります。立ちくらみがしたら、転ばないようにしゃがんで、動作をゆっくりおこなうことが大切です。立ちくらみは、水分摂取が足りなかったり、鉄欠乏性貧血があったりすると悪化しやすいので、水分をこまめに摂り、食事で鉄分を摂ることもおすすめです。
おりものが増えるのは、妊娠による自然な体のメカニズムです。ただし、下着内がムレると菌は繁殖しやすく、かぶれや腟炎の原因にもなります。綿素材など通気性のよい下着をつけましょう。
ショーツにおりものシートまたはガーゼをあてて、おりものがついたら取り替えるようにするのもよいでしょう。ただし、長時間つけっぱなしにしていてはムレの防止にはならないので、こまめに取り替えて清潔を保てるようにしましょう。また、異臭を伴う場合やかゆみが強い場合は、感染症などの可能性もあるので産院を受診しましょう。
妊娠初期によく出る症状で、つわりで食事や飲水ができず、脱水気味だとなりやすいものです。水分摂取を心がけ、肩のマッサージ、首のストレッチや目のマッサージなどで軽減する場合もあるので試してみてください。
症状がつらいときには、産院で相談して漢方薬や妊娠中でも服用できる鎮痛薬を処方してもらいましょう。
妊娠以外の原因として眼精疲労や頚椎症(けいついしょう)、脳腫瘍、本態性高血圧などの病気を疑った場合は、産院の主治医と相談して専門科に受診となる場合もあります。
ホルモンの変化が大きく、体調や精神状態が安定しない妊娠初期は、ママ自身の不調だけでなく赤ちゃんの成長も気になって、不安になることもあるでしょう。しかし、産院の医師や助産師に相談することで不安が解消することもたくさんあります。妊婦健診のときは産院スタッフと積極的にコミュニケーションを取りましょう。
SNSなどの情報やネガティブワードで検索したサイトなどでは、怖くなるような過激な言葉を目にすることがあるかもしれません。『どこかの誰か』の状態は、現在のママと赤ちゃんの状態と全く同じではないはずです。今のママの状態を直接診て、一緒に考えてアドバイスをくれるのは、産院のスタッフです。心配ごとは妊婦健診で解決させて、次の受診までにつらいことがあれば、我慢せずに相談しましょう。
妊娠中期に入ると、ホルモンが落ち着き、体調も安定し、だんだん妊婦であることになじんでくると思います。赤ちゃんの胎動がわかる日を楽しみにしながら、健診で不安を解消して、妊娠初期をゆったりとした気持ちで過ごしましょう。
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