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夜泣きについて

早寝の習慣がついたのに30分おきに夜泣き

9時頃に寝て朝は8時に起きますが、もう8カ月というのにひどい時は30分おきに目をつぶったまま泣きます。何度か朝まで寝てくれたこともあるのですが、かなり大変です。ちなみにおしゃぶりをくわえたままでないと眠れません。(りう*^-^*りう 8カ月)

赤ちゃんの眠りは30~60分を1回のサイクルとして、その中で浅い眠り→深い眠り→浅い眠り、を繰り返しています。月齢が低いほどサイクルは短く、大人では1サイクルが90分というように、月齢・年齢がいくにしたがって長くなります。この赤ちゃんは、30分おきに泣くとのことで、浅い眠りになった時に泣いているようですね。
 
夜泣きの始まる時間帯は不明ですが、9時に寝て8時起床となると11時間何も飲まないということです。生後8カ月頃だと、まだ離乳食は1日2回で、水分の多い調理形態ですし、8時頃の早い時間に母乳やミルクを飲んで寝ついても、夜中前後に泣き出し、もう一度授乳してその後朝まで眠るというパターンが多いものです。
寝ついて3~4時間後から夜泣きが始まるとしたら、空腹で泣いているか、もしくはのどが渇いているのではないでしょうか。
 
試しに宵の口の早い時間帯に泣いたとき、1回だけミルクを飲ませてみてはどうでしょう。もし、クイクイと飲んで、その結果朝までぐっすり眠るようなら空腹が原因だった可能性があります。
あるいは、ミルクではなく白湯で泣き止むこともあるかもしれません。それなら、のどが渇いていたと考えられます。
 
せっかく夜中の授乳がなくなったのに今さらと思うかもしれませんが、試してみてもよいと思います。ただし、夜中のミルクは就寝から3~4時間前後の最初にぐずったときだけと決めておきましょう。
 
また、ミルクを与えても白湯を飲ませても飲まずに、相変わらず夜泣きが続くときは、別の理由をあたってみましょう。その1つはおしゃぶりのことです。
今は、おしゃぶりが口からはずれると泣き、おしゃぶりを口に戻してあげると安心して泣きやむという状態のようですが、おしゃぶりを使うことが逆効果になって、おしゃぶりでしか眠りに入れないような習慣がついてしまったのかもしれません。
 
夜中はお母さんも眠くて夜泣きの始まりを感知するのは難しいかもしれませんが、かなり早い時間に寝ているので、寝ぐずりしたときにおしゃぶり以外の方法で寝かしつける手段を考えてみましょう。泣く前の体がもぞもぞと動いているときに、そっと体をさすってあげたり、ポンポンとリズミカルに体をたたいてあげると、そのまま深い眠りに戻っていけることもあります。
おしゃぶりは奥の手にして、お母さんに触れられる心地よさで眠りに入れるようにすると、夜中に泣いてもちょっと触れてあげるだけで安心する体勢にもっていけると思います。

院長 川上一恵先生

回答者/かずえキッズクリニック

院長 川上一恵先生


医学博士、日本小児科学会認定医、子どもの心相談医。1987年筑波大学卒。1994年筑波大学大学院博士課程修了筑波大附属病院、(株)日立製作所水戸総合病院、茨城県立こども病院で研修。1996年4月より現職。

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