花王は健康経営
取り組んでいます

花王は、世界の人々の「清潔」、「美」、そして「健康」を願い、豊かな生活文化の実現に貢献することを目指しています。
この目的は、健康な社員と家族があってはじめて達成できるものと考え、2008年に「花王グループ健康宣言」を発表しました。また、2021年に発表した健康宣言においては、社内で実践した優良事例を社外にも展開し、地域・社会の健康経営、健康増進に貢献することをうたっています。
「人財」は会社にとって最大の資産です。社員一人一人が持つ無限の可能性を引き出し、大きな活力を生み出すとともに、その活力を組織として最大限に活かすことを目指します。
社員の健康は、個人生活の基盤であるだけでなく、会社にとっても財産であり、成⾧の源泉です。社員の自主的な健康づくりを奨励し、積極的に支援します。
こうした取り組みを行ってきた結果、幸いにして2015年から8年連続で経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄」の選定を受けるなど、健康経営のトップランナーとしての評価をいただいています。

花王グループ健康宣言

花王グループ健康宣言

花王グループ健康宣言

※「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

花王の健康経営特徴

花王の健康づくりの特徴は、

①トップからの意思表明(花王グループ健康宣言)
②全社および各事業場で健康づくりを推進する体制の組織化
③データ分析に基づく計画(PDCA)
④自社の技術を活用した効果的な健康づくりなどです。

健康づくり体制の組織化(②)では、健康保険組合と人事部門の連携性が高く、共同で健康づくり中期計画を策定します。また事業場ごとに健康づくりの推進責任者を設置しています。
データ分析(③)では、健診データ、生活習慣、医療費データ等の経年比較を、グループ会社別、事業場別、職種別などの視点から行う「花王健康白書」を毎年作成。現状、課題、および取り組みの進捗を確認します。分析および全社方針に基づき、事業場の健康づくり推進責任者は事業場の特色に応じた健康づくりに取り組んでいます。
独自の効果的な健康づくり(④)については下記でご紹介します。

花王の健康経営の特徴

花王の健康経営の特徴

花王の健康経営の特徴

花王の健康経営の特徴

組織体制1

健康体制

健康経営を推進するため、経営レベルの会議において、健康経営の全体方針、戦略の進捗状況の確認を行っています。
また、個々の施策に関しては、会社と健康保険組合が打ち合わせを行い、企画案を検討したうえで、健保組合会や健康づくり推進会議において、審議し、決定しています。
各事業場・地区には、健康実務責任者・担当者・産業医・看護職を配置し、(安全)衛生委員会・厚生委員会で審議したうえで、施策を実行しています。

組織体制

組織体制2

健康づくりマネジメントシステム

花王グループ健康宣言実現に向けた健康づくりマネジメントシステムを推進しています。

P :花王グループ健康宣言に基づき、全社版の健康経営中期計画「Kao健康2025」を策定
事業場・地区別では毎年健康づくり計画を策定
D :健診や健診後事後措置、保健指導、健康づくり事業を実施 C :取り組み成果を健康白書データで確認
健康基礎情報の分析により取り組み効果を確認
A :保健スタッフ会議、健康白書勉強会、保健指導
検討会、メンタルヘルス会議等を通じて取り組みの振り返りと今後のアクションプランを検討
会議体では、様々な研修も組み入れ、産業保健スタッフの課題意識の共有化と能力向上に努める

健康づくりマネジメントシステムの推進

制度・施策実行

健康中期計画

人員構成や健康課題から導き出された6つの取り組み(生活習慣病・がん・禁煙・シニア・女性・こころ)と基盤活動(健康診断・二次検査・保健指導・治療と就業の両立支援・感染症対策・健康管理と有害業務者管理等)により、Well-being 一人ひとりのより良い状態を実現することを目指しています。
取り組みの詳細についてはこちら

健康中期計画

ねらい成果

生活習慣病リスク

リスクのある方に、早く受診いただくため、二次検査や保健指導に力を入れています。
その結果、生活習慣病リスクにおいて、他健保平均よりも正常群の割合が高く、健診での要医療者の未治療割合が低い結果となっています。また生活習慣病群での受診者割合も低くなっており、これは経年の取り組みの成果であると考えています。

生活習慣病リスク

㈱JMDC 医療費分析より
■在籍:各年度継続在籍、被保険者
■年齢:各年度末40歳以上
■該当者あたり医療費:傷病指定しない総医療費(疑い含む)、ただし歯科除く

ねらい成果 主な指標

ねらいと成果 主な指標

ねらいと成果 主な指標

ねらい成果

目指しているのは、“健康リテラシーの高い社員を増やすことで、一人ひとりのより良い状態(≠マイベスト)を目指すことです。
高年齢化が進み働き方が多様化している現代においては、一律のものさしを用いて判断することは難しいと考えています。
よって、一人ひとりに向き合い健康支援を継続するとともに、一つひとつの取り組みで成果効果を図っています。

花王では、早期発見・早期治療が最も重要であると考え、二次検査受検率は96.0%、保健指導にも力を入れています。こうした取り組みの結果、生活習慣病リスク保有者は他健保よりも低く抑えられており、年代別医療費も低いとの成果が出ています。
健診有所見率は、2020年、21年と上昇傾向にありましたが、22年になり落ち着いてきています。生活習慣関連問診も同様です。
メンタルヘルスに関しては、高ストレス者率は低減、GENKI率、ワークエンゲイジメントなどの率は、ほぼ横ばいですが、メンタルを理由とした⾧期休業者が上昇傾向にあり、対策に取り組んでいます。

自社の技術を活用した
効果的な健康づくり

花王はヘルスケア事業と関連して、「内臓脂肪と“くらし”に関する研究」、「歩行と健康に関する研究」などに長年取り組んできました。その過程で得られた様々な知見は、製品開発だけでなく、健康増進プログラムとして社員と家族の健康づくりに活用されています。この独自の健康づくりを「Kao GENKI ACTION」と呼んでいます。
「Kao GENKI ACTION」の特徴は、健康状態や生活習慣を“見える化”し、それによって健康への意欲を高めたうえで、“くらし”を通じて効果的に改善することです。健康につながる“くらし”を無理なく、楽しく継続できるよう、環境づくりでの支援や、自社製品を使った応援を行っています。

Kao GENKI ACTION

Kao GENKI ACTION

Kao GENKI ACTION

※「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※「ナイボ」「スマート和食」「ホコタッチ」は花王株式会社の登録商標です。

健康経営優良法人の認定をめざす
お取引先企業の皆さまへ

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花王では、社会の一員として、社員やその家族、社会の健康増進に取り組み、健康経営優良法人の認定をめざす多くの企業を応援します。
特に、弊社とお取引のある企業の皆さま方には是非情報交換をさせていただき、一緒に「健康経営」を継続させていきましょう。
弊社の取組みにご興味がある場合も下記「お問い合わせ」まで、遠慮なくご連絡ください。

花王の健康経営で解決したい経営課題

花王の健康経営で解決したい経営課題

花王の取り組みを
社会と共有・・・
「Kaoみんなの
GENKIプロジェクト」

花王の社員と家族の健康づくり活動を、広く社会のみなさんにお伝えしています。

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