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巨大なロジスティクスセンターに
変化を起こし、新たな価値を創出する。

PROFILE


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菅原 崇直
八王子ロジスティクスセンター 拠点責任者
2001年入社。川崎ロジスティクスセンター(以下:LC)にてCCR業務を経験後、2年目の若さで八王子LCの立ち上げに携わる。その後、化粧品プロジェクト(カネボウ化粧品とのシステム統合)と厚木LCの立ち上げなどを経て、2016年より現職。


膨大な商品、人員、情報を管理し、
安定した物流を実現する。

八王子ロジスティクスセンターの庫内のラインリーダーとして、年間の予測物量データをもとにした人員計画の策定から仕分け作業の実績の集計まで、人と商品、情報など、物流に関わるあらゆる要素を管理しています。八王子ロジスティクスセンターは、1日におよそ3万ケースを取り扱っている全国でも屈指の出荷量を誇る大型拠点です。庫内で働くメンバーも約270~280名。適正な人員配置と効率の良い作業を行うための高いマネジメント力を求められる業務です。責任は重大ではありますが、それ以上に改善策を実施した際の成果の大きさにやりがいを感じることできます。また、ラインリーダーは、拠点長の運営方針をメンバーへ浸透させていくと共に、現場で出た意見や気づきを吸い上げていくという経営と現場の「橋渡し役」も担当。時にはメンバーと一緒に作業を行い、現場の視点からみんなが安全で気持ち良く働ける環境づくりのヒントを探していきます。

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取り組んだ改善策が
結果に表れ、評価される喜びがある。

近年、消費者ニーズの多様化に伴い、花王製品のアイテム数は増え、お客様からのバラ出荷要請も増加しています。販売実績が伸びることは喜ばしいこととはいえ、私たちが働く物流拠点においては庫内作業での生産性は低下を招き、保管及び出荷用のスペースが不足する問題が生じるようになってきました。そこで私は八王子ロジスティクスセンターに異動後、さっそくメンバーと協力して改善策を作成し、改善活動に取り組みました。予測技術を用いて出荷頻度が低い商品を出荷作業エリア外へ保管し、さらにパレットで平置きされていた商品の一部をケースフローラックへ移動するなど、空間を有効活用するレイアウトの改善策に取り組みました。これにより出荷作業エリア面積を17%削減し、変更前のバラ出荷生産性を1時間あたり約400本から約500本へと増やすことに成功。この取り組みにより、社長賞・優秀賞をいただき、また日本ロジスティクスシステム協会から2017年度の奨励賞を授与されました。自社の枠を越えて業界全体からも注目される事例になったのです。このようにメンバーと一緒に考えて実施した改善策が目に見える数字として結果に表れ、評価される点は、また次の改善策を生み出すための大きなモチベーションになっていきます。

新しいプロジェクトに挑むたび、
成長していく自分を感じられる。

花王ロジスティクスという会社の面白さの一つは、次々と新しい経験を積む機会がでてくること。私はこれまで八王子と厚木ロジスティクスセンターの立ち上げや、化粧品の海外への輸出業務といった国外との業務にも携わることができました。さらに、どの拠点でも先輩、上司たちはプラスになることばかりを教えてくれたのが印象に残っています。だから、自分も先輩たちと同じように若い人たちの芽を伸ばす存在となり、そして彼らと一緒に大きなプロジェクトをやり遂げたいと昔から思っていましたね。ラインリーダーとなり、その願いを叶えた現在、次は拠点長になるのが目標です。そのためには経験の長い庫内グループ以外のこと、たとえば配送部門や物流に関連する各種法律の知識などに対して理解をさらに深めなければなりません。入社して20年ほど経ち40代になりましたが、「勉強したい、吸収したい」という意欲は増える一方です。変化が多く刺激的な仕事だから、やる気が絶えないのかもしれませんね。

Message

学生の皆さまへ

当社は大勢の人が働いている会社なので人との関わりが多く、扱っている物量も多いです。その大量の情報の中から正しい判断を下すために観察能力があるほうが向いていると思います。また、刻一刻と変化する現場の状況に対して、柔軟に対応するための判断力も備えているといいかもしれません。花王グループの最終ランナーという強みを活かしながら、安全と品質を保つ仕事を一緒にしましょう。

1日のスケジュール

8:00 出社


当日の物量を確認します。日によって荷出しの量は変化するため、人員数と比べ、量が多い時は現場へ指示を出す準備をします。

9:00 朝礼


朝礼で注意事項などの共有を行います。その後、現場の作業が始まります。センター全体に目配せしつつも、現場の仕事も好きなので週に一度は作業に入るようにしています。

11:30 昼食


無事故で一日を終えられることを願いながら出発を見送ります。その後、翌日の配送物量の確認、日報。

13:00 会議


同じ首都圏第二グループの川崎ロジスティクスセンターとWEBシステムを利用して遠隔打ち合わせ。

14:00 実績管理


当日の物量がどのくらい来たか、どのくらいの人数が稼働しているかのデータを集計、分析します。

16:00 ミーティング


15時30分頃に当日の物量がほぼ確定するので、現場から進捗状況と終了予定時刻の報告を受けます。

17:00 退社


オフは子どもとの時間を優先です。子どもたちと一緒に食事をする時間が一番好きです。

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