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社内のルールを学び、
社内の常識を変えていく。

スタッフ職
人財開発部門 人事サービス部
2018年入社 経営学部卒

入社以来、産休や育休など社員のライフイベントに伴う各種作業や給与関連の手続きなどの業務を担当しています。社員が気持ちよく働けるよう、陰ながら支えるのが人財開発部門の使命。特に給与の支払い業務は、ミスをすると社員の給与が上手く支払われないこともあります。自分たちにとっては数千件のうちの1件でも、本人にとっては一大事。必ず最終確認をしてから実行するなど、慎重な作業を心がけています。表に出る部署ではないですが、自分のことを知らない人たちからもメールや電話で「助かりました」「ありがとうございます」と言ってもらえると、やってよかったと思えますね。

もっとも印象に残っている仕事は、関係会社との業務の棲み分けや業務フローの見直しを行ったこと。きっかけは、部内で打ち合わせをしていたときに「うちだけじゃ決められないね」という議題が半分以上あったことでした。このままではこの先も同じようなことで議論が止まってしまう。そう思い「これまで曖昧になっていた部分を一つずつ整理していきませんか」と思い切って提案してみたのです。面倒くさいからやりたくないという反応をされるとは思ったものの、投げかけてみると意外と賛同の声が多数。これらの業務見直しの担当になり、本社も巻き込んで関係会社との調整を進めていきました。声を上げれば挑戦するチャンスをもらえることは、当社の魅力の一つだと思います。

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障がいの程度の差に
負い目を感じる必要はない。

当社に入社したきっかけは、人や社風に惹かれたこと。一次面接時には人事の方が丁寧に職場を案内してくださいましたし、合否の結果も早めにいただけたので、社員のことを考えてくれる会社だと思いました。私自身は現在、年に2回通院のために有給休暇を取得しています。それ以外は特別なサポートを受けていませんが、社員の状況に寄り添ってくれる働きやすい会社だと感じます。

心臓機能障害のため人工ペースメーカーを装着していますが、これまで私生活に支障がなかったことから、就職活動を始めた頃は一般的な新卒枠でエントリーしていました。早めに内定をいただきつつも、どこか納得しきれない気持ちでいたところ、友人から「なんで障がい者雇用枠を使わないの?」と言われ、そこで初めて障がい者雇用枠から探すようになりました。そのなかで前職を見つけ、入社後はWeb広告の営業を担当。しかし次第に人事の仕事に興味を持ち始め、3年目には転職を考えるようになりました。振り返ってみると、就職活動をしているときの私には「障がい者雇用枠は使いたくない」というプライドと「障がい者雇用枠を使っていいのだろうか」という負い目があり、両者の間で葛藤していました。今だから言えますが、最初から迷わず障がい者雇用枠を使うことを選択していたら、もっと早くから人事の仕事をすることができたかもしれません。使えるものは使っておいた方が、絶対に自分のためになると思いますね。

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同じように悩んでいる人の力になりたい。

入社当時から希望していましたが、いずれは人事部で採用の仕事をしたいと考えています。障がいを持ち、模索しながら就活をした経験があるからこそ、同じような状況にいる人の力になりたいからです。採用に携わるためには、もっと当社のことを知る必要がある。そういう意味では、社内の様々なことを学べる今の部署での仕事は、良い勉強の機会になっています。

一日の生活

6:00
朝型の性格なので、早めに始業しメールチェック


9:00
通勤ラッシュを避け、出社


11:00
会社に到着後、関係書類の確認


12:30
昼休憩(部内の先輩と一緒に食堂へ)


13:30

社内保険や給与業務の委託先からの問い合わせ対応


16:30
終業後、この日は地元の友人と夜ご飯

一緒に働く上司からのコメント

現在は給与業務を担当いただいています。簡単に言うと、家族変更や通勤経路変更など社員からのさまざまな申請に対し、手当金や通勤費などを給与で適切に支給するための手続きを行う給与に直結した非常に重要な役割です。
チームの中では特定業務の専門担当として、積極的な改善提案をいただくことも多く、強い責任感を持ってリーダーシップを発揮されています。優しい対応にも好感が持てるのでメンバーからの信頼も厚く日々元気に活躍いただいています。

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※2020.11取材

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