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勇気と積極性で
前例をつくる。

店舗営業
首都圏支社 神奈川支店
2020年入社 工学部卒

店舗営業の使命は売場を活性化し、自社商品の売上を伸ばすと共にお客様を第一優先に考えております。担当店舗の特性をふまえつつ、商談から売場づくりまで行っています。具体的には、新商品が出た際には店舗の担当者と商談を行い、売場でもっとも売れゆきの良いところに置いてもらえるよう交渉します。また店頭に並んだ後は店舗活動に行かせてもらい、過剰在庫や欠品状態になっていないかどうかという視点で定期的にメンテナンスしています。また香り見本の販促物を置くなど、お客様に喜んでいただけるような売場づくりを心がけています。

特に印象に残っているのは、ある月に南関東で販売実績1位を獲得したこと。初めて一人で担当した店舗でフレアフレグランスの売場を大きく変えることになったのですが、途中トラブルがあり、担当者から厳しいお言葉をいただいてしまいました。そう言われてしまったことはもちろん悔しかったですが、それ以上にこれまで先輩方が築いてきた信頼関係を自分の代で終わらせてはいけないと焦りました。粘り強く解決策を提案したことでなんとかご納得いただき、事態は収束。最終的には結果を残すこともでき、大きな達成感を得られました。やはり何事においても、あきらめないことが一番大切なのだと学んだ瞬間でした。

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障がい者雇用枠で初の営業職に就く。

就職活動の際にはいくつかの会社を受けましたが、大半は事務職としての採用でした。一方で私自身は幼い頃から多くの人々と関わる仕事をしたいと思っていたため、当初から営業職を志望。ただ、やはり補聴器を使用しているというだけで、営業職はむずかしいだろうと言われることがほとんどでした。それでもあきらめずに探していたところ、当社だけが営業職として受け入れてくれることに。また面接で自分と同じ障がいを持っている社員の方に出会い、明るく楽しそうに働いている様子を見て、ここなら障がいがあっても安心して働けそうだと感じました。最終的には、当社ならありのままの自分でいられて、自分の求める成長もさせてもらえると感じたことが入社の決め手となりました。

入社後も健常者と同様に仕事配分をしてくださるなど、チャンスをいただけて嬉しく思っています。ただ、補聴器をつけてはいるものの生まれつきの難聴のため、聞こえづらい場面にはどうしても遭遇してしまいます。言い出しづらい状況ですが、まず自分自身が障がいを受け止め、正直に「聞こえませんでした」と言うことが大切だと思います。なぜなら、分からないまま仕事をして失敗するよりも、今ここで「わかりません」と勇気をもって伝えた方が、最終的にはお互いに気持ちよく仕事ができるからです。その点当社では、聞こえづらい旨を伝えると丁寧に対応してくれる人ばかり。勇気と積極性を持つことは簡単ではありませんが、当社にはそれができる環境が整っていると感じています。

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営業職として活躍することで、
後輩たちの選択肢を増やしたい。

現在は実践しながら多くのことを学んでいますが、来年には一人前の店舗営業担当に、再来年にはより責任のある国内カスタマー担当を経験し、五年後には社内でも特色のある人材になっていたいと考えています。夢は、仲間の背中を押してあげられるような憧れの先輩になること。そのためにまずは念願の営業職で結果を残し、後輩たちのために新しい道をつくっていけたらと思っています。

一日の生活


8:30
経費入力を済ませ、午後に使う販促物の資料準備


10:00
電車で1つ目の店舗活動へ
(神奈川県は広いので移動に約1時間かかることも)


11:00
昼休憩(店舗周辺のお店で早めの昼食を食べ、午後に向けてエネルギーチャージ)


12:00
担当店舗へ出向き、売り場の状況確認や商談を行う


14:30
引き続き他店舗周り(1日3店舗回る日も)


17:30
店舗活動を終えて、直帰

一緒に働く上司からのコメント

今まで経験したことのない環境下において、支店配属の初日に希望と不安の中とても元気に挨拶をしてくれた事を今でも鮮明に記憶しています。特に販売として一番欠かせないコミュニケーションという点も今年は特に心配していましたが、取り越し苦労でした。担当店舗に堂々と足を運び商談を行う姿は非常に頼もしく思えます。人と人とのつながりを大事にするという想いがよく現れていると感じました。相手を尊重する事のできる気持ちの持ち主なので、今後の成長していく姿を楽しみにしています。

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※2020.11取材
※ご本人の希望により、さらなる幅広い領域でのキャリアアップを目指し、現在はスタッフ職として活躍中

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