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  • ケミカル営業 No.02

ケミカル事業を通して広げる
「よきモノづくり」の輪


油脂事業
農学部 2019年卒業

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社会を支えるケミカル事業

私の所属する香粧・医農薬営業部は、シャンプーやコンディショナーなどの香粧品、更には洗剤や医薬品の原料を扱うユニットと、農薬の展着剤などを扱うユニットの2つに分かれています。私は前者のユニットに所属しており、事業分野が幅広いケミカル事業の中でも、身近に感じやすい分野に携わっています。香粧品の原料と聞いてもイメージが湧きにくいかもしれませんが、シャンプーに関するものを例に挙げると、汚れの洗浄に欠かせない原料、泡立ちを向上させる原料、毛髪をコーティングする原料など様々です。このように、花王では製品の基となる、いわば川上分野の原料を扱っており、産業界を良く支える仕事であるとも言えます。
更に花王はコンシューマープロダクツ事業で幅広い分野の製品を持つため、様々な原料から製品までを一貫して開発・生産しているという他社には無い強みを持っており、様々なシナジーが生まれます。一例ですが、毛髪を根本から毛先までケアする技術が、農薬の薬液を葉の隅々まで効率よく拡散・浸透させる技術として応用されたケースもあります。豊かな生活文化の実現のため、花王ならではの強みで得たシーズを活かし、原料と共に様々な価値を社会に届けるのが私たちの仕事です。

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お客様に寄り添う事で実現する
“ソリューション提案”

「洗浄力が物足りない」、「洗いあがりの感触を良くしたい」、「トレンドに合わせて〇〇な製品を作りたい」など、お客様の課題や要望は様々です。こうした声に対して、花王の原料と技術を用いた“ソリューション提案”を通して、お客様の手助けをすることはもちろんのこと、その先にいる消費者の喜びや感動に貢献することを目指して日々の業務に取り組んでいます。
一言で「洗浄力が物足りない」と言っても、その原因はいくつも考えられますし、またその課題を解決した上でお客様が目指す製品の形も様々です。担当を持った直後は「花王の優れた原料と技術で役に立ちたい」という意気込みが空回りし、自分が伝えたい事ばかりに目を向けてしまい、お客様に対して一方通行のコミュニケーションになっていました。こうした経験を通して、どんな優れた原料や技術も、お客様に認められて初めて価値となることを痛感しました。
日々の情報交換の中で、課題や要望の背後にあるお客様の想いを汲み取ることで、本当に必要とされる価値を理解することができます。研究・生産部門とも連携しながら、お客様に寄り添った提案を作り上げ、感謝の言葉を頂いた際にはやりがいを感じます。また、そうして生まれた製品が世に出た後に、自分で手に取って使えるのも楽しみの1つです。

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“絶えざる革新”で実現する
オンリーワンの価値提案

ケミカル事業の仕事では、様々なスキルが必要となります。お客様との対話に必要なコミュニケーション能力をはじめとして、原料の販売に関わる法規の理解、海外とのやり取りに必要な語学力、お金の流れを理解するための会計、更にはマーケティングに化学の知識、ITスキルなど枚挙にいとまがありません。
それらを身に付けるのはもちろんのこと、自分の中で特に大切にしているのは、信頼関係の構築です。いきなり抽象的な話になりますが、だからこそ突き詰める価値があると考えています。そのように感じたのは、お客様からある原料の検討結果が悪かった、という連絡を貰ったことがきっかけです。良い情報だけに限らず悪い情報も素早く貰える関係が出来ていたので、ビジネスチャンスを失う前に次の手を打つことが可能になりました。こうした信頼関係の構築方法に正解は有りませんが、形が見えにくいからこそ自分の色を出せる、自分だけの価値を生み出せる部分だと思います。
一例として信頼関係を挙げましたが、自分にしか出来ないことを模索し、更には花王が持つ強みを組み合わせてオンリーワンの価値の提案を行うのが私の目標です。一朝一夕で出来るものでは無く、成功と失敗の繰り返しですが、“絶えざる革新”という言葉の通り、日々成長出来るように意識しています。

ケミカル事業が秘める無限の可能性

ケミカル営業について、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?私がケミカル営業として入社してから約二年が経とうとしていますが、入社前に持っていたイメージとは良い意味でのギャップに驚いています。なぜなら、ケミカル事業は私の想像よりも深く、より密接に社会と関わっており、そして社会を変える力を持っていると感じているからです。
例えばドラッグストアには人々の生活に欠かせない日用品が多く並んでいますが、私を含めた営業部のメンバーが関わった商品が多く陳列されており、自分の仕事と人々の生活との関わりの深さを感じます。他にも自動車、道路、食品などなど、ふと周りを見れば社会はケミカル事業とのかかわりで溢れており、幅広い産業界を出口としていることがわかります。
“よきモノづくり”の理念のもとに生まれた花王の原料や技術を、原料から製品までの一貫生産を強みとする花王メンバーが一丸となって様々な形に応用し、更には国境を越えて広げられると考えられるととてもワクワクしますし、この仕事が秘める無限の可能性を感じます。
ケミカル事業を通して様々な価値を届けてみませんか?チャレンジ精神に溢れた皆さんのご応募をお待ちしております。

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DAILY SCHEDULE

私のある1日の仕事


06:00 起床


07:00 通勤


08:00 出社 メールチェックと売上確認


09:30 チーム内ミーティング


11:00 顧客へWeb会議で技術提案(訪問とWebを使い分けます)


12:00 昼食



13:00 外出 顧客との価格交渉


16:00 帰社 和歌山の関係部門とWeb打ち合わせ


17:00 顧客提出書類の作成


17:30 退社 時間があればドラッグストアに立ち寄ってトレンドをチェックします


18:30 帰宅


19:00 夕食・自由時間


23:30 就寝


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