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頭皮は、全身で最も皮脂腺が集中しているところ。
しかも成人男性の頭皮の皮脂量は年齢を重ねても多いままなのです。 (花王調べ)
アブラっぽさとは、すなわち皮脂の量。頭皮には、多くの皮脂腺が集まっています。からだの他の部位と比べても、その差は歴然。さらに、男性の頭皮皮脂量を年代別に調べてみると、成人まで徐々に増えていき、年齢を重ねても大きく減少することなく、そのまま推移していくことがわかりました。何歳になっても皮脂のケアは大事なのですね。
![図1. 皮脂腺の数 図2. 年代別頭皮の皮脂量 [ 男性・冬季 ]](http://kao-h.assetsadobe3.com/is/image/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/success/assets_v2/qanda/touhi/q1_img_210203_230511.png?fmt=png)
![図1. 皮脂腺の数 図2. 年代別頭皮の皮脂量 [ 男性・冬季 ]](http://kao-h.assetsadobe3.com/is/image/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/success/assets_v2/qanda/touhi/q1_img_210203_230511.png?fmt=png)
![図1. 皮脂腺の数 図2. 年代別頭皮の皮脂量 [ 男性・冬季 ]](http://kao-h.assetsadobe3.com/is/image/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/success/assets_v2/qanda/touhi/q1_img_sm_230511.png?fmt=png)
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皮脂と汗が変化してニオイに変わるのです。



髪で覆われた頭皮は、もともと湿度が高く、常在菌がいます。頭皮から出た皮脂や汗は、この常在菌によって変化し、ニオイに変わってしまいます。特に、汗を多くかくと菌が増殖しやすく、酸っぱいようなニオイが発生しやすくなります。また、洗髪頻度が低いと、変質した皮脂も加わって、酸っぱさとアブラっぽさが混ざったニオイに。対策としては、頭皮に皮脂を長時間とどまらせないこと、つまり洗髪が最も効果的といえます。また、頭皮の皮脂は毛穴付近に残りやすく、これがニオイの原因になっている場合もあります。ニオイが気になる方は、頭皮の皮脂やニオイの元となる汚れをすっきり落とすシャンプーなどを使用してみてはいかがでしょうか。
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頭皮のターンオーバー*が 乱れているのかもしれません。 *生まれ変わりの周期
頭皮も、顔やからだの皮膚と、しくみは同じ。皮膚のいちばん外側にある「表皮」は一定の周期で生まれ変わっています(ターンオーバー)。健康な頭皮は、正常なターンオーバーを繰り返し、表皮のいちばん外側にある「角層」の構造が整っているので、外部からの刺激を受けにくいのです。ところが、表皮が荒れ、角層の構造が乱れると、正常な状態に戻ろうとして、生まれ変わりの周期が早まるため、角層が短期間にまとめてはがれ落ち、フケとして目に見える状態になってしまうのです。シャンプーで頭皮に刺激を感じることがあったら、使用を中止し、皮膚科医にご相談ください。

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男性の方が、頭皮の皮脂も汗も多い!その反面、水分は失われやすく乾燥しやすい状態が続きます。 (花王調べ)
男性の頭皮の皮脂は女性に比べて多い傾向があり、夏で比較すると女性の約1.4倍*というデータがあります。汗腺機能も男性の方が高く、汗をかきやすいといえます。つまり、男性の頭皮は皮脂や汗の分泌量が多く、ニオイ菌が増殖しやすいため、ニオイが発生しやすいのです。一方で、男性は女性より頭皮の水分が失われやすいという傾向も(20代以上 花王調べ) 。男性の頭皮環境は女性に比べ、より過酷といっていいかもしれません。
![図1. 男女別頭皮の皮脂量 図2. 年代別頭皮の水分蒸散量 [ 冬季 ]](http://kao-h.assetsadobe3.com/is/image/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/success/assets_v2/qanda/touhi/q4_img_230511.png?fmt=png)
![図1. 男女別頭皮の皮脂量 図2. 年代別頭皮の水分蒸散量 [ 冬季 ]](http://kao-h.assetsadobe3.com/is/image/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/success/assets_v2/qanda/touhi/q4_img_230511.png?fmt=png)
![図1. 男女別頭皮の皮脂量 図2. 年代別頭皮の水分蒸散量 [ 冬季 ]](http://kao-h.assetsadobe3.com/is/image/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/success/assets_v2/qanda/touhi/q4_img_sm_230511.png?fmt=png)
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時間が経つほど、頭皮→髪へと 皮脂が広がっていくからです。
ベタつきの一因は、頭皮から出た皮脂。皮脂は時間とともに広がり、やがて頭皮から毛髪へと移っていきます。触ってベタつく部位が増えるので、洗髪後、時間が経つほどベタつきを感じやすくなるというわけです。ベタつきが気になる方は、頭皮の毛穴付近に残りやすい皮脂まできれいに落とせるシャンプーで、ていねいに洗うことをおすすめします。
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必ずしもそうではありません。
ムレることで、頭皮の菌の増殖が促され、頭皮環境が悪化する可能性もありますが、一方で、紫外線から髪や頭皮を守る役割もあります。室内では脱ぐなどしながら、必要に応じて活用していきましょう。
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やさしさだけでなく、適度な力が大事です。
頭皮を清潔に保つために毎日のシャンプーは欠かせません。頭皮にやさしく洗おうとするあまり、髪の上からなでて洗う方もいますが、これは間違い。なでて洗うと、頭皮の汚れがきちんと落とせません。反対に、しっかり落としたいからと、爪を立ててゴシゴシするのももちろんNG。指の腹を使って頭皮に適度な力で「やさしく、大きく、ゆっくりと」が基本です。




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男性向けのシャンプーは、男性の頭皮環境を考えて開発されています。 (花王内において)
男性の頭皮は、女性と比べて皮脂・汗の分泌量が多いことがわかっています。特に、20〜30代の男性は、頭皮のベタつきやかゆみの原因となる「変性皮脂」(常在菌や酸化によって皮脂が分解されてできた脂肪酸)が、他の年代に比べて多い傾向にあります。また、男性はワックスなどのスタイリング剤を使っている方も多いので、シャンプーには洗浄力が求められます。皮脂やスタイリング剤の洗い残し、毛穴へのつまりは、ニオイやベタつき、かゆみの原因にもなります。気になる方は、こうした落としにくい汚れまですっきり洗えるように開発された男性向けのシャンプーをおすすめします。

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髪が長めの方、くせ毛の方には、 とくにおすすめします。



リンスには、実はさまざまな働きがあります。髪をなめらかに整える、うるおいを保持する、ツヤを与える、表面をコーティングしてサラサラに仕上げる、など。手ぐしやブラシが通しやすくなり、髪への摩擦を防ぐこともできます。髪が長めの方やくせ毛の方などには、特にリンスの使用をおすすめしたいところです。「ふわっと」や「さらっと」など、男性向けリンスでも仕上がりのタイプが選べるものもありますから、お好みのものを使ってみてはいかがでしょうか。